こんにちは。
アフリカ美人塗り絵の洋書: "African Glamour Coloring Book"の作品ギャラリー第1弾です。
画材:油性色鉛筆。
画材:油性色鉛筆。
画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、水彩毛筆。
画材:油性色鉛筆。
今回は、これまで制作した4点を、完成した順で並べました。
ご覧頂き、ありがとうございました。
こんにちは。
アフリカ美人塗り絵の洋書: "African Glamour Coloring Book"の作品ギャラリー第1弾です。
画材:油性色鉛筆。
画材:油性色鉛筆。
画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、水彩毛筆。
画材:油性色鉛筆。
今回は、これまで制作した4点を、完成した順で並べました。
ご覧頂き、ありがとうございました。
こんばんは。
本当にお久しぶり、の風雅です。
「何だか書けない。まとまらない」
と思っているうちに猛暑の夏が終わり、11月になってしまいました。
さしあたり本日は生存報告です(笑)。
休筆期間中も、塗り絵は続け、8~9月の2ヶ月は塗りかけ卒業キャンペーンを張りました。
このキャンペーンは下記6点の条件で行いました:
①文様系塗り絵は新規着手禁止
②但し新着本は3点まで、月イチ天平文様等の企画ものは必要に応じて新規着手OK
③未着手でも本からページを切り離してある線画は着手済と見なす
④目標とする完成作品数:35点
⑤達成したら自分に何かご褒美♬.*゚
⑥達成できなければ年内ペン購入禁止
―と、気合いを込めて"塗りかけ卒業キャンペーン2023夏の陣"と名付けました。
結果はどうなったかといえば。
達成22点!
あえなく不首尾に終わりました…Orz.
という訳で、わたくし今年のうちはペンを1本も買えません。
仕事に使う黒ボールペンも補充できない為、勤め先の備品を使うのですが、これが甚だ使いにくくて地味に打撃を受けております(左利きの人間には、どうしても合わないボールペンというものがあるのですよ……)。
かくて残念な結果になりましたが、塩漬けにしていたり長らく迷走していた作品にも多少進展があったので、このキャンペーンも意義はあったと感じています。
そんな作品を1点挙げさせて下さい:
画材:油性色鉛筆、顔彩.
出典:藤野 千代『ぬりえ天平文様 さわらび』.
題名:「錦表黄氈心残欠」.
見るからに風雅ホイホイな図柄ですね。
秋の叢をイメージして塗ろうと昨年秋に手を着けたものの、途中で行き詰まったまま秋が終わってしまいました。
今夏のキャンペーンを決意した時に、
「夏の叢にすれば今すぐ塗れるかも」
と思い立ち、勢いに乗って完成に漕ぎつけたものです。
なお、生い茂る植物の生命感を伝えたくて、トリコロール色鉛筆を処々に使いました。
塗り絵以外の近況では城攻めでしょうか。
10月半ばの晴れた日に、神奈川県の小田原城に行きました。
この城は昨年初夏に1度来て以来の2度目です。
駅近・街中・整備済と見学しやすい条件が揃っているのに加え、絵画好きには嬉しい特徴があります。
実は、ここの城内の博物館には優れた襖絵が展示されているのです。
岡本秋暉という江戸時代の絵師による4面構成の花鳥図で、白地の襖ではなく、剥き出しの杉板に描かれています。
見学者の大半は一瞥して通り過ぎるのですが、風雅は昨年見た時に感銘を受け、ぜひもう一度目にしたいと思っていました。
施設内の土産物屋に、この襖絵の全容を伝える絵葉書は売っていません。孔雀で鳴らした画家ゆえか、孔雀を描いた部分だけの絵葉書はあるのですが、あまり鮮明でもない。
かくなる上は少しでも脳裏に印象を留めようと、舐めるように凝視しました(笑)。
平日で空いていた事もあり、他の見学者の邪魔にならない所で見られる1枚だけ、スケッチブックに模写してきました:
桑の木と鳥の図です。
この拙い模写で秋暉の凄味が伝わるとは微塵も思いませんが、木の幹や枝葉と鳥で構成される"輪郭"に妙味があることは何となく分かるのではないか、と。
この絵を主とする見学と階段の昇り降りでヘトヘトになりましたが、それだけの価値はあったと思います。
伊豆半島/大島方面、箱根方面、三浦半島方面、丹沢方面と四方八方見張りやすいという訳で、「海から山へ!」なる某駅伝中継の決まり文句が脳裏を過ぎりました。
ダラダラと綴って参りましたが、かように風雅は変わらず趣味に邁進しております。
ブログが書けないのだけが謎(笑)。
個人的な理想は週2回更新なのですが、現状全く追いついていませんねぇ…
もうしばらく不定期更新を続けながら、軌道に載るよう模索していきたいと思います。
それではまた~(。・ω・)ノ゙
こんにちは~。風雅です(^^)/
照れば高温、曇れば多湿。
過ごしにくい毎日が続いておりますが、皆さま元気にお過ごしでしょうか。
梅雨入りの前後から、風雅は取り憑かれたように紫陽花の塗り絵を続けておりました。
今回の記事では、6月から7月にかけての紫陽花塗り絵攻略をまとめます。
■第0章:観察対象
季節の塗り絵は、メインモチーフの実物を観察できるのが長所の1つです。
結局紫陽花祭りに出かけて行く余裕はなかったものの、散歩や通勤の途上で、紫陽花に遭遇した時にはじっくりねっとり(?)見てきました。
・西陽に照り映える紫陽花☟:
・蕾の状態の額紫陽花☟:
■第1章:紫陽花のマンダラ
6/11の記事でも触れた通り、"紫陽花見たい欲"を慰めようと、紫陽花モチーフのマンダラに挑戦しました。
画材:顔彩、油性色鉛筆。
出典:オオジカオリ『おとなのアート塗り絵④心を整えるマンダラ〜華やぎのロマンチックフラワー〜』.
手まり咲きの紫陽花と額紫陽花とが大きく描かれた、120度の対称系の構図です。
着色は対称性を重視せず、花や葉の色に濃い所薄い所が出るように塗りました。
■第2章:顔彩で紫陽花
前章のマンダラで顔彩が紫陽花に合うとの感触を得ました。気を良くして
「顔彩メインでもう1枚♫」
と塗ったのが、下の作品です☟:
画材:顔彩、アイシャドウ。
出典:紅会『美しい和のぬりえ』。
何となく、雨に打たれて咲く紫陽花を思い浮かべながら塗りました。
メインの絵の具として使うのはキラキラ系の顔彩を部分的な装飾要素として使うのと勝手が異なり、とにかく慣れようと悪戦苦闘しているのが伝わるかと思います(笑)。
背景は、無彩色も寂しいので緑色のアイシャドウを叩きました。
■第3章:額紫陽花
手まり咲きを描いた後は趣向を変えて額紫陽花にフォーカスします☟:
画材:油性色鉛筆、顔彩。
出典:石村和代『美しい和柄と四季の花 ぬり絵ブック』.
題名:「紫陽花」。
こちらは油性色鉛筆がメインの画材です。
青い紫陽花にするつもりで真ん中の花の部分を青く塗った後で、気が変わって強引に装飾額を赤系と紫系にしたところ、収拾がつかなくなりました(^_^;)。
ちなみに、この線画は本来見開きなのですが、左右殆ど同じで飽きるので右ページのみで完成としました。
■近景〜中景の紫陽花
さて、ここまでの3点は紫陽花の花や萼、葉っぱに焦点を当てた線画でした。
しかし紫陽花が咲く様子を中景または遠景として描く構図も写真や絵画で頻繁に見受けられます。
景色の一部として見て美しい花という認識が一般的にあるのでしょう。
塗り絵でもそういう線画を手がけたくなり、下の作品を塗りました☟:
画材:油性色鉛筆、顔彩。
出典:石村和代『四季の和柄と花景色 ぬり絵ブック』.
題名:「紫陽花」.
本の題名にふさわしく、花景色として描かれた横長の構図です。
紫陽花は象徴的に、あるいは花房の形を髣髴とさせる幾何学文様で、多様に描かれています。
右下の大きな花房は顔彩メインで、補助的に油性色鉛筆も使いました。
それ以外はほぼ平板なベタ塗りですが、制作期間は他のページと並行しての制作で2週間以上と、存外かかりました。
作品完成は7/10のことです。
気が付けば紫陽花の盛りは過ぎ、多湿はそのままに、太陽がギラギラと照りつける夏が来ていました。
■終わりに
以上、およそ1ヶ月に亘る紫陽花の塗り絵をご覧頂きました。
手持ちの塗り絵本には他にも紫陽花モチーフの線画が何点か残っています。
しかし、花期が終わって気持ちの盛り上がりが少なくなってきたため、それは来年以降の楽しみにしておきたいと思います。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
それでは、また〜(^^)/
こんばんは~。風雅です。
前回記事で記したように、5月後半は在宅時間が長かったお蔭で、それなりの点数が完成しました。
発症前のものも含めて、5月後半の完成作品を並べていきたいと思います(^^)。
まずは久々の本格和柄です。宝相華紋のみの絵柄ですが、1点完成しました☟:
画材:油性色鉛筆。
出典:『京のみやびな和柄』。
携行用のファイルに1年以上入っていたページです。外出中の隙間時間や昼休みに、時々塗り進めていました。
気になる色同士の組み合わせを試す意図もあり、随所で実験的な配色をしています。
個人的には、下側左の部分が気に入りました。薄橙地に赤紫色と茶系統の色で文様を塗る組合せはどこかで使えそうですね♬
マンダラは3点仕上がりました。
画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、ポスカ。
出典:"125 Mandalas."
画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、水彩毛筆。
出典:"125 Mandalas."
画材:サインペン、メタリックマーカー、ボールペン、油性色鉛筆。
出典:『healing mandalas 心を鎮める、マンダラヒーリングbook』.
題名:「マンダラカード『風』」
ついでに、マンダラではありませんが、マンダラの本の扉ページも塗りました☟:
画材:油性色鉛筆。
出典:"Celtic Inspired Mandalas."
『ぬりえBOOK 世界のデザイン帖』からは、2点仕上がりました(※この2点は前回記事でも公開済です)。
画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、ポスカ。
題名:「ペイズリー文様(発祥地不明)」。
画材:油性色鉛筆。
題名:「スザニ(ウズベキスタン)」。
なお、5月後半の大本命だった『大人の塗り絵 ヨーロッパの民族衣装編』の「ギリシャ」は、コロナ発症前の5/18の時点で、下のような進度でした☟:
熱が下がった後から短時間ずつ塗り進めましたが、結局5月末までに終わらず、6月に持ち越しとなりました。
以上、5月の完成作品の報告でした。
6月前半の作品については、また近いうちにまとめて公開したいと考えています。
それでは、また〜(^^)/
ご無沙汰しています。風雅です。
雨がちではありますが、紫陽花の彩りが美しい季節となりましたね。
今回はほぼ塗り絵に関係がなく、うっかり流行に乗ってしまった体験記です。
ちょっと間が空いてしまったので、生存報告を兼ねて書きました。
■療養期間
5月後半、新型コロナに罹りましたOrz。
思えば、発症1週間程前に勤務先で
「最近人が少ないな……」
と感じていたのです。実はかつてない規模でコロナが流行し始めていたのだとか。
そんなことは知らず、最初は喉の痛みだけだった為、前日に大掃除をしたせいでハウスダストへのアレルギー症状が出たのかと思っていました。
用心もあって仕事は休ませてもらったのですが、安静にしていても回復どころか次第に悪化していき、喉の痛みと倦怠感でその晩は殆ど眠れませんでした。
翌早朝、抗原検査キットを使ったところ、ばっちり陰性反応が出ます。自他共に認める"クロ"で、否応なく療養生活に入りました。
その日、つまり発症2日めの午後に発熱しました。
強い喉の痛みと倦怠感、そして高熱の他に特徴的と感じたのは、ひどい頭痛と悪寒です。
携帯電話の画面を見るのが苦痛に感じる程の頭痛には辟易しました。
また悪寒は、普通の風邪では経験したことのない悪寒でしたが、ワクチン接種後の副反応でどことなく覚えのあるものでした。
昼間はそこそこ眠れる一方で、夜になると喉の痛みが強くなって眠れません。
療養中に夜型生活もいかがなものかと思いましたが、寝ないで撃退できるウイルスはいないので、眠れる時に眠ろうと割り切りました。
発症3日めに熱が下がり始め、夕方には平熱になりました。
熱が早めに下がったので病院には行かず、市販の風邪薬で症状を少しだけ軽減しながら療養を続けます。
この辺りから咳き込むことが増えました。咳がひどい時は横になっているよりも体を起こしているほうが楽ですが、咳をし続るとひどく疲れ、頭痛も続いているので、暫くすると横になります。
発症4〜6日の頃、頭痛が軽くなるとともに塗り絵を再開しました。
読書もできるようになったのですが、息が苦しいと本の世界に没頭できず、小間切れでも楽しめる塗り絵のほうが馴染めました。
ただ、とにかく疲れやすいので休憩しつつ、難しいお題を避けて塗りかけの作品を仕上げる方向で制作しました。
どんな作品を塗っていたかと言えば、もっぱら下のような文様系です☟:
画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、ポスカ。
題名:「ペイズリー文様(発祥地不明)」.
出典:『ぬりえBOOK 世界のデザイン帖』.
画材:油性色鉛筆。
題名:「スザニ(ウズベキスタン)」.
出典:『ぬりえBOOK 世界のデザイン帖』.
気ままに配色していますが、意識して明るい色合いを心がけました。
発症7日めにようやく頭痛が引き、翌夕方には激しい症状が一段落したように感じました。
検査キットでも陰性となり、療養のみの生活はここで終了となりました。
■回復途上
こうして一応社会復帰はしたものの、通勤して仕事をしていると、数時間で咳・息切れ・疲労の後遺症らしき症状が出るようになりました。
安静にしているとやや呼吸が浅く、咳が時々出る程度なのですが、日常的な動作でも動くと疲労感を覚えます。
また、以前より眠りが浅くなりました。
時間的には充分に寝ても、起きると疲れが抜け切れていないと感じるのです。
発症から10日程経った頃、東京都の後遺症相談窓口に電話してみました。
相談員の方の話は、
「今のところ対症療法しかないので、市販の咳止めを服用するか、かかりつけの医者に適切な薬を処方してもらって、回復を待つしかない」
との主旨でした。
生憎、近所の内科は後遺症に全く対応しておらず、相談窓口で最寄りの後遺症外来を教えてもらって電話を終えました。
雨の週末でもあり、自宅に保管していた処方薬で様子を見ることにしました。
幸い、この処方薬が効くことが分かり、仕事は暫く半日勤務を続けさせてもらい、休みの日は多めに寝て安静に過ごすという半療養生活を今週まで続けました。
その効果もあったのか、種々の症状は少しずつ軽減する傾向にあります。
思えば、コロナ発症からここまでずっと、"医者に行く程ではない範疇で一番重篤"という路線を辿っている気がします。
塗り絵の配色ならばギリギリを攻める楽しみはありますが、コトが流行病では何の面白味もなく、そろそろ軽快路線に移りたいところ(^o^;。
ニュースや記事で見聞きするコロナ後遺症の事例に照らせば、私の症状は深刻な部類には入らないことでしょう。
ただ、新型コロナとは、本復までに本当に時間がかかる病気なのだろうと、強く感じました。
来週からはフルタイムで仕事ができると思っていますが、疲労感がどれ位になるのか予測がつかない点が多少不安ではあります。
■季節の慰め
上述の通り後遺症状がある為、現時点では電車で片道20分以上かかるような遠出は控えています💦。
漠然と、今年は名所の紫陽花を見に出かけたいという希望があったのですが、体調次第なので叶うか分かりません。
という訳で、さしあたり紫陽花モチーフの線画を塗って傷心(笑)を慰めることにしました。
6/9、その1点目に手を着けました☟:
オオジカオリ『おとなのアート塗り絵④心を整えるマンダラ〜華やぎのロマンチックフラワー〜』所収の紫陽花のページです。その中心に位置する手まり咲きの紫陽花を、顔彩で着色しました。
この後は油性色鉛筆と顔彩で塗り進めていくつもりです。
ここまで、新型コロナ体験記+αを長々と記してまいりました。
5月後半からの制作報告は、近いうちに別の記事にてまとめる予定です。
よかったらまたお付き合いください。 それでは、また〜(^^)/
こんばんはー、風雅です。
ギャラリー記事以外だとほぼ1ヶ月半ぶりの更新ですね。
何となれば、ワタクシ、4月は2回も旅行に出かけてしまい、そのせいで完全に生活ペースに変調を来しておりました。
旅行先は高原の遅い春の信州☟とーー
旅行期間は4月上旬に信州に2泊3日、中旬に吉野山に1泊2日と短いものでしたが、その後10日以上、私的な時間を虚脱状態で過ごしてしまいました……(・・;)。
4月はそういう有り様だったせいで、なんと前回以降1点も完成を見なかったのです。完成に向けて集中を高めていくことが出来ないと、塗り絵をしていても作品は完結しないものだな、と改めて感じました。
ようやく気力が戻り始めたのは、GWに入ってからのこと。
新たな本筋として、『大人の塗り絵 ヨーロッパの民族衣装編』所収のギリシャのページを塗り始めました。
こちらは未完成で、現在も鋭意進行中です。
その裏で進んだのが"African Glamour Coloring Book"です。この本については、GW後半から立て続けに3点仕上がりました。
画材:油性色鉛筆。
画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、水彩毛筆。
画材:油性色鉛筆。
色合いは何れも緑と茶色の系統がメインですね。
1冊を通してのテーマを設けている訳ではなく、"アフリカ"というキーワードからくる連想のままに塗ったらこうなりました(笑)。
和のものも1点あります。
花霞がテーマの線画を塗り上げました☟:
画材:油性色鉛筆、顔彩。
出典:石村 和代『美しい和柄と四季の花 ぬり絵ブック』(2022年、パイインターナショナル).
題名:「桜霞」。
この文様は、薄紅に霞む花盛りの野山を象徴的に描いたものかと感じ、そんな解釈に基づいて着彩しました。
固体のモチーフが図案化された桜だけなので、油性色鉛筆の他にキラキラ系の顔彩も使っていますが、それでもなお単調に見えるかもしれません(^o^;。
そういえば、報告が後になりましたが、こちらは新着本の第一号でした。
ライト系和柄でお世話になっている石村和代氏の著作で、『美しい和柄と四季の花 ぬり絵ブック』という題名です。
本自体は2022年末頃の発行で、「花和柄ぬり絵シリーズ」とシリーズ名が明記されています。描線もグレーに変わり、黒い描線で描かれた5冊の既刊とは装いを新たにしているのかな、という印象でした。
正直なところ、グレーの描線にあまりいいイメージがなくて手を出しかねていたのですが、塗ってみたい線画が何点も見つかって挑戦することにしました(^^)。
マンダラは『healing mandalas 心を鎮める、マンダラヒーリングbook』付録の小品が1点塗り上がりました☟:
画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー。
題名:マンダラカード『地』。
小型のマンダラです。
形が形だけに、勲章のようになってしまいました(笑)。
本にはお守りとして持ち歩くようにとの奨めが記されていますが、毛頭そんな意図はなく、ただ楽しむことだけを考えて制作しています。
そういえば、このマンダラも線画は鉛のようなグレーの描線で描かれています。このグレーの線が見ていて落ち着かない為、隠蔽力のある金色のボールペンでなぞりました。
以上、5月前半に完成した作品をご覧頂きました。
後半は、記事でも触れたギリシャの民族衣装の線画を進めて完成させるのが第一の目標となります。いい報告ができるよう、頑張ります。
それでは、また〜(^^)/
こんばんは~。
今回は4月初めの数日間の活動報告です。
まずは1点め。記事題名の通り、天平文様を塗りました☟:
画材:油性色鉛筆、顔彩。
出典:『ぬりえ天平文様 さわらび』。
題名:「粉地彩絵箱(ふんじさいえのはこ)」。
制作時期:3/31-4/1(2023).
おおらかな輪郭の葉、幾何学的な形の花、流麗に伸びる茎。この線画は三種三様のモチーフで構成されています。
折角ならばその違いを活かそうと、油性色鉛筆とキラキラ系の顔彩を使いました。
メタリック系の顔彩をここまで中心的に使うことも久しぶりです。青と紫を混ぜてみたり、紫と黄金色を混ぜてみたり、と幻惑的な色彩目指して塗りました♬。
3/31一日で花4つだけ塗り上がらず、4月の完成となりましたが、3月分の"月イチ天平文様"ということでお収め下さい。
そう、月例企画の"月イチ天平文様"は今も存続しているのです。形骸化の一途を辿る月例企画ですが、めげずに4月も頑張ります(笑)。
2点めは桜モチーフの季節もの。
1点めの制作中、絵の具が乾くのを待つ時間に塗り始め、4/2に完成しました。
画材:油性色鉛筆。
出典:石村和代『四季の和柄と花景色 ぬり絵ブック』.
題名:「幸」。
天平文様が格調高く、自然と緊張感を齎す図案なので、裏番組はひねりのない線画を選び、明るい色で塗りました。
それにしても、中央の桜形が大きい(笑)。
同じ作者の続刊:『花ともよう 四季のぬり絵ブック』に時々巨大なモチーフが出てきて面喰らうのですが、シリーズ3冊目にしてその兆候はあったようです(•͈ᴗ•͈)。
ところで、先日ふと
「私は今、何点の塗りかけを抱えているのだろう」
と気になって、すぐ出せる場所に置いてある枚数を数えてみたところ、50点ほどありました。
まだ塗りかけを減らしたい衝動は湧いて来ないので、暫くは仮置き場(※本棚の本の上)で事故が起きないようにだけ気を付けておきたいと思います。
作品の話題は以上です。
今週半ば旅行に行くことが、かなり直前になって決まったもので、昨日から準備にバタバタしています。今週はあまり活動できないかもしれません。
それでは、また〜(^^)/
おはようございます。風雅です。
月日が経つのが早い、以上に、桜の開花が早くて驚く今日この頃。
近所の桜は早くも満開です。
足早の桜前線に急き立てられるようにして、桜の塗り絵も1枚出来上がりました☟:
画材:油性色鉛筆、顔彩。
出典:石村和代『四季の和柄と花景色 ぬり絵ブック』。
題名:「桜小紋」。
モチーフが桜の花びらだけで単調になりそうだったので、背景に月を描いて夜桜にしてみました。
多少は面白味が加わったでしょうか?
上の作品に先立ち、同じ本から束ね熨斗モチーフの作品も1点塗り上がっています☟:
画材:油性色鉛筆。
出典:石村和代『四季の和柄と花景色 ぬり絵ブック』。
題名:「束ね熨斗」。
束ね熨斗は季節感が薄いモチーフですが、背景の無地と紗綾形部分は草萌え始める早春の野をイメージして塗りました。
季節感のないところでは、人魚の塗り絵本から1点、ペン類で塗りました☟:
画材:サインペン、ボールペン、水彩毛筆。
出典:"Sirenes."
外周の円内に書かれている文字は恐らく"ワルシャワの人魚"の意で、上側がポーランド語、下側がフランス語での表記だと推測されます。
(どうしてワルシャワ?)
と疑問が湧くかもしれません。
実はポーランドの首都ワルシャワの紋章が、右手で剣を振り上げ、左手で楯を構えた姿勢で横顔を見せる人魚を象っているのです。
元ネタの紋章も線画も上半身は勇ましくモロ出し。見た目が寒々しいので、ビスチェを描き加えてみました。
塗る前はヨーロッパの紋章切手のような仕上がりを目指したかったのですが、描き込みをしたり鱗を塗り込んでいるうちに古切手路線から外れてしまった感💧。
古切手風アレンジはいつかどこかで再挑戦します。
以下、唐突ながら近況です。
先日東京駅徒歩すぐのJPタワーに行く機会があり、館内の博物館で「極楽鳥 Birds in Paradise 」展を見学して来ました!
上の画像は、館内の看板を撮ったものです。このポスターでは何の展示か判然としませんが、自然界に実在する鳥と、それに着想を得て制作された鳥モチーフの宝飾品を並べ、特に極楽鳥に焦点を当てた文化誌入門編的な企画展でした。
野心的な試みだと思い、行ってそう実感もしました。
『自然界の鳥は多種多様でそれぞれに美しい。それにインスピレーションを得て人間も宝石や貴金属を使って多種多様に美しい宝飾品を作った』
――一連の展示から、そういった熱意を感じ取りましたし、そこに否やはありません。尾長鳥や極楽鳥のようになかなか観る機会のない鳥も紹介されていますし、宝飾品も綺麗で見応えがあります♬。
ただ、自然界の鳥は生身ではなく、剥製を中心とする標本展示です。
つまり本展の会場とは、見た目が鮮やかな死体(の加工品)に囲まれながら、それと似た形態の宝飾品を観る空間なのです……!
個人的にはかなり堪えました💧。
理性では展覧会の意義が分かるのに、感覚がついていけなくて脳内混沌としたまま見学し、ヘロヘロになって退室しました。
こうした見学体験だった為、安易に薦められません💧。
入館無料で立地も抜群ですが、それなりの覚悟をして見学に臨むのがよろしいと思います。
展示を見て息が詰まったら、同じJPタワーの屋上テラスに立ち寄ると、東京駅周辺が地上と違った視点で眺められて気分転換になるかもしれません。
ちなみに風雅は、東京駅舎の南翼を上から眺められてはしゃぎました(笑)。
それでは、今回はこの辺りで。
よかったらまたお付き合いください(^^)/
こんばんは~。
散歩道に咲く花が種類も数も日に日に増えてきて、すっかり春らしくなったと感じます。
これで気分も高揚……と言いたいところですが、風雅はここ数日、季節性の憂鬱感を持て余しています。
深刻な悩みがある訳でもなく、美味しい物を食べても喫茶店でまったり過ごしていても、通奏低音のように憂鬱だと感じてしまう状態……。もはや例年のことなので、これで春の訪れを実感しております💧。
執筆の際はこういった憂鬱感が表出しないよう気を付けておりますが、4月辺りまでの記事で文章に陰鬱な気配を感じても気にしないで頂けると嬉しいです。
さて、塗り絵の話に移りましょう。
3/14、風雅はホワイトデーのお菓子ではなく、塗り絵のお題を友達から頂きました。
ー紫色一色のマンダラを見てみたい!
わーい、クエスト発生〜(*˘︶˘*).。.:*♡
と浮かれて取りかかったのは、以前から配色を決めかねていた"125 Mandalas" 所収の1枚。お題を聞いてすぐに「この線画に合う!」と閃いたのです。
画材はペン類に限定し、紫系統のペンをかき集めると、早速に制作開始。午後から夜にかけて塗って一気に仕上がりました☟:
画材:サインペン、ボールペン、ポスカ、メタリックマーカー、水彩毛筆。
"125 Mandalas"には珍しく内側の円形内が非対称で、簡易版のペイストリーのようなモチーフと回転系の構図により、どことなく動きのある線画です。
使ったペンは全部で21本。
決して少ない数ではないのに、6割方塗った辺りでガクンと減速し、
「ああ、もっと違う紫色があれば…!」
と切に感じました。
思うに、風雅のペンケースには薄い色味の紫色や、それより1段階濃くて明るい紫色が不足気味のようです(^o^;。今後買い足す機会があれば、その点にも注意して選ぼうと思いました。
このクエスト塗り絵では、自分だけでは構想がまとまらなかった未着手の線画がひょいと投げかけられたお題によって一挙に1つの作品に仕上がった点が、深く心に残りました。
「あなたの塗る、○○な作品が見てみたい」
と期待されるだけでも嬉しいことですが、思いがけない良い刺激を貰えたホワイトデーになりました。
もう1点、新しく完成したマンダラも、この場で報告させて下さい♬。
こちらはケルト意匠のマンダラです☟:
画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、油性色鉛筆。
出典:"Celtic Inspired Mandalas."
3月初旬に着手して以後少しずつ塗り進めました。もう少し落ち着いた色合いでミステリアスなマンダラにするつもりでしたが、差し色として組み入れたピンク色が想定外に出張り、明るい出来上がりになりました。
今年は、桜が咲くのに合わせて桜モチーフの作品を塗りまくろうと目論んでいたのに、開花が早すぎて制作が追い付きません。
桜の時期に入学式をしたい学校や組織に
「八重桜に植え替えたら良いのでは?」
と進言したいものです。
何となれば、ワタクシ八重桜が殊の外好きなので、この期に激推ししたいのです(笑)。八重桜の落ち着いた佇まいと品格には惹かれて止みません。
ともあれ、花の季節ですね。
どうぞ楽しいお花見を❀。
それではまた~ヾ(^∇^)ノ♪