塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。

【制作の記録】端午の節句、平安時代。 その3:もう一人の装束も悩ましかった…

  こんばんは、風雅です。

本日も平安装束の塗り絵メイキングを記していきたいと思います。

 

 画面左側の人物は、左の人物と少し異なった出で立ちをしていました。

 外側の衣の襟元がガウン風になっているのといい、袴に模様があるのといい、見慣れません(この装束の名称をご存じの方、ぜひ教えて下さい!)。

髪型からすると、成人前の女の子なのかもしれません。

 よく分からないことが多いのですが、逆に自由に塗ってみることにしました♪

 

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 こちらの着物のポイントは――

①一番外側の着物に、桐と笹の模様が入っていること

②袴に市松の模様が入っていること

以上の2つだと思います。

 

 最初に、一番外側の着物の色を決めました(色辞典 DL-10)。

 次に、その着物がなんとなく硬そうな生地に見えるので裏地が付いているのだと解釈し、三菱888色鉛筆のブルーグリーン(光が当たるところはエメラルドグリーン)で塗りました。

 上の2色を引き立てる配色をめざしつつ、単(ひとえ)と五衣(いつつぎぬ:単の上に重ねた着物)の襟・袖・裾を塗りました。

 この時点で見た人に「斬新な......」と苦笑される程派手になっていました。

 そこで、①の模様は、葉脈と茎を塗るに留めて葉を白く残しました。

ろうけつ染めの布をイメージしています(平安時代にあったかどうかは裏付けを取っていません)。

 ②の袴は、織りの技術で模様が出ているものとし、類似する2色で市松に塗りました。

 袴の花型の模様は、調和を考えて上の着物と同じ色にしました。

 

 人物を塗り終わった後で、小物やフレームの薬玉にも着色。

これでかーなーりー賑やかな画面になった為、背景と床は塗らずに完成としました♪
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  白状しますと、5/6朝までかかってしまい、季節の企画としては野暮そのものなのですが、このページが完成したお蔭で、自分も古代風に端午の節句を祝った気分になれました♪

 

 端午の節句ページのメイキングはこれで完結です。

お読み頂き、本当にありがとうございました。

それでは、今夜はこのあたりで。

お休みなさい。