こんばんは。
年明けから冬バテ気味の風雅です。
気力・体力の枯渇で塗り絵もあまり進んでいなかったのですが、昨日、新しい色鉛筆セットを入手しました!
何かと言いますと、"色辞典"の36色セレクトセットです。妹が少し遅めの誕生日プレゼントをくれるという話になったので、リクエストしてみました🌸
色辞典と言えば、定評ある本格派の油性色鉛筆です。従来90色を展開しており、色調毎に分類・セット売りするとか、独自路線を邁進中の印象もありますね。
そんなオリジナリティ溢れる"色辞典"シリーズからセレクトセットが発売されたと聞き、昨秋の登場時から気になっていました。
注目点は、36色の内訳です。
「この個性派色鉛筆の作り手が『色辞典を代表する36色』を選んだら、どんな色が入選するのか?」と興味を惹かれました。
第一に驚いたのは、「新色10色が含まれている」ことです。裏返すと、従来のラインナップ(全90色)では、定番セットを作るのに10色も足りていなかったという訳で、
「これまでの"色辞典"とは一体……」
と苦笑してしまうのはワタクシだけでしょうか?
そこで、改めて商品説明がないか確認すると、本セットの紙ケースにそれらしき記述がありました。内容をまとめると、色辞典セレクトセットの商品コンセプトは、以下のようになるようです:
①"色辞典"は、自然物の色を再現するような、美しい色合いの色鉛筆である
②絵を描くのに使いやすい色とその組み合わせを、プロの色鉛筆画家が36色厳選した
③以上を考え合わせると、本商品は自然物を描くのに最適な色鉛筆セットである
ちなみに、選んだプロの画家とは、河合ひとみ氏です(色鉛筆画の技法書を何冊も出している方です)。風雅個人は『世界の模様 ぬりえの旅』の著者として親しみがあり、「あの河合先生が選んだなら、実用性は間違いなくありそう」と感じました。
なお、本セットには『ミニ活用辞典』という小冊子が付いていますが、この冊子も河合先生が文・挿画とも担当しています。
さて肝心のラインナップですが。
「いい意味で個性的な取捨選択の賜物だ~♪」と感じています。
まずは、ざっと36色使ってみました↓。
一見しただけで、「よくあるピンク色」と「よくある黄緑色」と「よくあるミント色」がないことが分かります。
その反面、渋めの色がいくつか、ちゃっかり入選を果たしていますね。例えば、深海色(EX-4)、小豆色(EX-8)などです。
(深海色↓)
(小豆色↓)
試し塗りをしながら、
「こんな色を頻繁に使うものかなぁ…」
と意外に思いました。自然界ではよくあるけれども、人目についていない色なのでしょうかね?
その当否はともかくも、かなり大人びた(というか枯れた)雰囲気のセットであることは事実でしょう。
商品説明でも自然物の描写に強いと明記してあるとか、独自色を前面に出して来ているのが感じられます。
セレクトセットでも『個性>汎用性』を重視とは、なかなか冒険精神がありますね♪個人的にこういう姿勢は大歓迎です。
現在は、こういう考察などを加えつつ、「渋いわー」、「でも面白いわー」と言いながら、試し塗りをしているところです。
塗っているのは『コロリアージュ フラワー パレード』の観覧車🎡の見開きページです。
本セットのターゲットである自然の風景ではないかもしれませんが、まずは各色の特徴や力加減に慣れるつもりでこのページを塗ってみようと思います。
そういう訳で、半端なレポートになってしまってすみません。また別の日に続報していきたいと思います。
それでは、今日はこの辺りで。