こんばんは〜。
今回は、先日ご紹介した色辞典セレクトセットの話の続きです。本セット購入検討中の方は必読(?)の、使用者の生の声をお届けしたいと思いますヽ(^o^)丿
■バラ持ちとの色被り
このセットを使い始める前、風雅は"色辞典"の色鉛筆を15色使っていました。1年ほどの間に、必要に応じて何本かずつバラで買い足していたものです。
セレクトセットのラインナップと照らし合わせると、8本が重複していました。
バラ持ちのと重複が生じることは事前に分かっていましたが、肌を塗るとか壁を塗るとか、特定の場面で定番色として使っている色が多かった為、「次のを買い置きする手間が省ける〜♪」程度の認識でした。
この被った8色については、セット内の新品と従来品を入れ替え、新品は買い置き文具の箱で保管しています。
■試し塗り
試し塗りの『コロリアージュ フラワー パレード』の観覧車のページは、未完成ながら、何となく雰囲気が出てまいりました。
ご覧の通り、衝撃的なまでにキャピキャピ感(死語?)のない遊園地になりそうな気配です(・_・;)
配色も技法も度外視でとにかく36色使ってみる方針で、ここまで渋い雰囲気になるとは予想外でした。ミスマッチ過ぎて面白いので、引き続きこの方針で進めてまいります。
この見開きページでは、一部で重ね塗りなども試しています。
薔薇の花は1輪に2色で濃淡をつけることにしました。
『色辞典は混色が綺麗にいかない』説を時々読むことがあるのですが、類似の2色ならば、まずまずの首尾になるようです。
ただ、着色中に"ワックスの限界"(これ以上色がのらない、と感じるところ。正式な呼び名が分からないので、勝手にこう呼んでいます)には何度も遭遇しました。重ね塗りの量的なキャパシティが小さいのかもしれません。
となると、要求されるのは技術…ですかね〜、やはり(・ิω・ิ)
あれれ、もしや注文の多い色鉛筆?
■均質性の問題
色辞典セレクトセットを使い始めて数日。
今のところ、大いに困惑する点が1つあります。36本の色鉛筆それぞれで、使用感が均質でないことです。
というのも、従来の"色辞典"は硬くて色が伸びない(混色しにくい)傾向がある一方で、新登場の10色は軟らかく、色が濃い目に出るようです。
『新色は、色辞典を使っている気がしない』と言われるほど使用感が違うと聞いていたのですが、今回、身をもって感じました。
それが1つの箱の中で新旧入り乱れているとどうなるかというと、軸色だけで選んで塗り始めた時に
「思ったより色が伸びない…」とか、
「硬いと身構えたら軟かかった!」とか、
肩透かしを食らう羽目になります。
色鉛筆は銘柄ごとに特徴がまとまっていることが多い為、使い慣れない色でも
「色辞典で薄い色ならかなり硬い」とか、
「プリズマカラーは濃く出るから最初は慎重に……」とか、
どんな感触や質感になるか見当を付けられるものですが、本セットだとそれがうまく機能しない訳ですね。
人間の先入観が裏目に出るケースに過ぎないと言えばその通りなのですが、色を変える度に軽くドキドキするのも気が散ってどうなのか、と思います。
この問題は、36色を使い込んでしまえば解決すると予想されるので、早く使い慣れるようにしたいと思います。
なお、"色辞典"の新色は、色番の頭に『EX-』と付いているようです。急ぎの時はここをチェックするだけでも使用感の見当がつくかもしれません。
以上、3つのトピックを中心に、使い始めて1週間未満の感想を綴ってみました。ご参考になれば幸いです。
あとは、セレクトセットを使って塗った作品をご覧に入れたいので、まずは遊園地の見開きページを頑張ります♪
並行して、久々に天平文様にも手を着けています。文様部分には本セットの色鉛筆を使ってみる構想です。セレクトセットの照準である自然物ではありませんが、遊園地よりは馴染みそうな予感がして、楽しみです。
それでは、今日はこの辺りで(^^)/