塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

【お絵描き】"IRJ36"でお絵描きに挑戦!

 おはよーございます(^^♪

 色辞典36色セレクトセットに慣れようとあれこれ塗り散らす今日この頃です。

 実は1月後半、塗り絵の他にお絵描きもしていました。

 

 という訳で、今回はお絵描き制作の簡単なレポートとなります♪

 なお、『色辞典36色セレクトセット』だと長くて煩瑣なので、今後は『IRJ36』と記しますm(_ _)m

 

■攻略対象

 モデルは自宅にあるヌイグルミ。

 持ち主である彼氏の猛プッシュにより、これを描くことになりました↓。

f:id:white_fuga:20190127105150j:image

 ご覧の通り空色のイルカ🐬で、尻尾の浮き輪は着脱可能。毛は短く、全身にムッチリ実が入っている感がありました。

 左側だけ星模様の縫い取りが入っています。

f:id:white_fuga:20190127111849j:image

 

■1回目(右向き)

 まずは試し描き。

 手近な落書き用紙に描きました。

f:id:white_fuga:20190130191124j:image

 初めに釣鐘草(LG-9 Campanula Blue)で輪郭線を描いてから、いつもの塗り絵のように着色という工程を辿りました。

 適当な位置から描き始めた結果、尻尾が入らない残念な構図に……(T_T)

 胴体の大部分は天色(P-18、 ※読み方は「あまいろ」)で塗っています。力加減が分からず、ぎこちない塗りになってしまいました。

「お試しだから!様子見だから!」

と自分に言い訳したものの、このまま終われない思いにより、再挑戦を決めました。

 

■2回目(左向き)

 数日後、今度は左向きの構図で挑戦しました。

 紙はドット方眼のレポート用紙です。

f:id:white_fuga:20190131145715j:image

「ドット方眼であればデッサンしやすいのではないか?」との目論みでしたが、またもや尻尾が切れてしまいました。

 ドット方眼、意味なかった…Orz

 

 構図がグダグダなので、輪郭線が完成した段階で再挑戦を決意(←諦めが早い)。

「あとは練習のつもりで気楽に塗ろう」とモードチェンジし、眼、ヒレ、布の縫合部分など、パーツ中心に観察して着色しました。

 星の縫い取りが、簡単そうに見えて全く簡単ではありませんでした。

 まず星形☆からしてフリーハンドで綺麗に描けません。

 結局、2個描いたところで嫌気が差し、残りの星は描かずに葬りました。

 

■3回目(右向き)

 更に数日後、3回目の挑戦をしました。

「自分で納得がいくところまで、今日は頑張る!そしてイルカ描きを卒業する!」

と心に決め、"本番用"の紙を選びます。

 今回は、「羊皮紙」という種類の洋紙にしました。見た目に自然なムラ感があり、ザラザラした触感があるのが特徴です。

 この選択には、

「紙に元々ムラ感があれば、塗りムラがあっても不自然に見えにくいかも。ヌイグルミの布の質感が出しやすいかも」

という目論みがありました。

 

 ともかくも、まずは輪郭から。

 使用色は、1回目から変わらず釣鐘草(LG-9 Campanula Blue)でございます。f:id:white_fuga:20190131233427j:image

f:id:white_fuga:20190131220428j:image

 過去の轍を踏むまいと、尻尾から描きました。今度は顔が入らないかも…とドキドキしたのは内緒です(*´σー`)

 浮き輪が着脱可能なので、最初はヌイグルミから浮き輪を外した状態でイルカの体だけをスケッチしました。後から浮き輪を装着し、実物を見ながら描き足しています。

 商品タグは捨象しました。

 

 輪郭を描き終わった後は、塗り絵タイム♪

 ボディは主に天色(P-18)を使いました。

 縫い目や皺の中などは、更に濃い青系の色で細い線を加えています(下の2色↓)。

f:id:white_fuga:20190131224943j:image

左の青褐(D-8 「あおかち」)は天色(P-18)に重ねるとごく自然な陰影を作れることが分かりました♪

 浮き輪周辺は、拡大すると下のような感じです↓。
f:id:white_fuga:20190201055621j:image

浮き輪はデッサンの狂いがひどく、直しながらの進行となりました。

 集中力が要る為、飽きると画面下部の布を塗ったり、お茶を淹れたり。

 ドーナツ状の物体を塗り表すのは難しいですね。かなり手を焼きました( ´Д`)=3

 最後に眼を塗り、完成です。

f:id:white_fuga:20190201063453j:image

 

 そう言えば、紙の使い心地はというと。

 個人的に好きな感じのザラザラ感で、期待した効果も少しはあった気がします。

 しかし、このザラザラ感が曲者でございまして、塗り絵本の紙などに比べると、遥かに色が着きにくい特徴がありました。弾かれるのではなく、スポンジに水を垂らす時のように、どんどん吸収されていく感触です。

 効果と効率を天秤にかけると、この選択は裏目に出たかもしれません(笑)

 

 ともかくも、3回目にして何とか作品と呼べそうなものが出来ました。反省点は尽きませんが、これでイルカのヌイグルミ描きは一段落としたいと思います。

 

■終わりに

 "お絵描きに最適なセット"を自称する我らがIRJ36。

 今回試し塗りをした結果、こちらの経験値が低過ぎて全く判断が尽きませんでした。

 お粗末なオチですみません。

 とりあえず、色が綺麗で、塗っていて楽しかったのは事実です。

 

 以上、イルカのヌイグルミお絵描きレポートでした。

 実は、本ブログ開始から今日でちょうど1年になります\(^o^)/

 いつも遊びに来て下さる読者様、本当にありがとうございます。

 これからもマイペースに塗り絵をめぐる冒険を続けていきますので、今後もよろしくお願いします。

 

 それでは、今回はこの辺りで(^o^)丿"