こんばんは〜!
今回は、ぬいぐるみお絵描きシリーズ第3弾:モモンガ編です。
■攻略対象
モモンガのハンドパペットです☟。
腹側は昔のバニラアイスのような白色、背中側は尻尾と同じ薄い灰色をしています。
さほど毛は長くありませんが、フワッフワ♡。手を入れて前肢を動かせる仕様なので、地布が柔らかく、自立してくれません。
今回の標語は「ふわふわ感を!」となりました。
ポーズは、持ち主から
「やっぱり飛んでいるところがいいよ」
とリクエストが来たので、背中を折り曲げて(概ね下の画像のように)置いてみました。
…滑空している姿に見えるでしょうか?
ともかくも攻略開始です。
■画材:色鉛筆
IRJ36(色辞典36色セレクトセット)でどこまでいけるか。そんな興味もあってこのセットを使うことにしました。
が、着色開始早々に
「薄い色が足りない!」
と分かり、バラ持ちの色辞典から2色をサポートメンバーとして加えることにしました。
上がごく薄い蒼色のVP-9(Lupine)、下が薄い山吹色のP-13(Gamboge)。前者は最も薄い陰影として全体的に、後者は腹側の陰になる部分でそれぞれ大活躍してくれました。
■輪郭のスケッチ
輪郭は銀鼠(EX-10, Silver Gray)で取りました。
右耳の付け根辺りから右頬→右前肢→下腹部→左後肢→左前肢→尻尾→左頬→左耳→右耳と、反時計回りで描き進めます。
首の線や顔のパーツは、合間に少しずつ。
結果、下の画像のようになりました☟。
■着色
大部は下の色見本にあるような、モノトーン系で塗りました(画像の色飛びが激しくてすみません)。
全身白っぽいので、塗り絵としては難しくてつまらない……ゴホッゴホッ、楽しみ方を見つけにくい線画かもしれません。
今回、単調な画面上で少しでも表情を出そうと、『見えない色を加える』ことを試してみました。
右前肢の背中側、尻尾、耳など、薄灰色のパーツの目立たない所に、天色(P-18, Celeste Blue)、ライラック(P-9 Lilac)、子鹿色(LG-1, fawn)を使ってみたのです。
この3色は、風雅がこのぬいぐるみを見た時に感知していない色です。
色鉛筆塗りのお手本などでは、この種の"見えない色"を加えて効果的に陰影を出している例に遭遇します。料理で言えば、『甘みを際立たせる為に塩を加える』的な技法かと思いますが、知識として頭の片隅にあっても、何色をどう使ったものか見当も付かず、実行したのは初めてでした。
作品における効果のほどは、もう少し時間を置いてみないとよく分かりません。
ただ、おっかなびっくり端のほうに使っただけで結構な冒険をした気分になりましたので、作業中のスパイスとしては有効だったようです(笑)
■完成作品
スケッチ開始から数時間後、下の通り完成しました☟。
…滑空している姿に見えるでしょうか?
彼氏(※依頼人です)に見せて
「どう?合格?」
と尋ねた結果、
「よく出来た習作だね〜(^^)」
と評されました。
不合格判定にガックリ…(つд⊂)エーン
落ち着いてから見直したところ、デッサンにも塗りにもアラがザクザク見つかりました。
これは習作判定もむべなるかな、と納得。
という訳で、また機会を改めて再挑戦することになりました。
次こそ及第点を貰えるように頑張ります♪
本日もここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
それでは、また〜(^^)/