塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

【季節の塗り絵】花のある水景〜藤〜【雑談】

 こんばんは〜♪

 先日「菌人」(『百妖行・玉人歌』所収)という本命作品を完成させて以来、少しのんびりした気分で塗り絵を進めています。

 

 季節の塗り絵も再開しました(^o^)

 早速1点完成したので、ご覧下さい☟:f:id:white_fuga:20190519230215j:image

画材:油性色鉛筆。

出典:『和の花暦と花もよう ぬり絵ブック』

題:「藤」。

 

 題名の通り、藤がテーマの作品です。

 藤色という色の名前があるように薄い紫の品種が主流ですね。 

 風雅は花房が長く、下の花びらが濃い紫色になっているものが好きです。

 残念ながらこの線画の藤は花房が短めですが、色は好みそのままで塗りました♪

 ただ、花・葉・空と色のコントラストを作りにくかったので、画面右下の朱い太鼓橋が有り難い存在となっています。

 太鼓橋は池か水路の存在を示すものでもあり、水景好きとしてテンションが上がりました〜。

 ところで5月の水景といえば、あの典型的な水辺の花も看過する訳にはいきません。

 そう、燕子花(カキツバタ)です!

 この花については『京のみやびな和柄』にお誂え向きの線画があり、現在鋭意(?)制作中(^^ゞ

部分画像ですが、下のような状態です☟。
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…実はこれ、既に失敗が確定しています^^;

背景のパール顔彩を厚塗りし過ぎた上、何輪かの花びらに黄色い筋を入れてしまいました(ーー;)

 燕子花に入るのは、白い筋なのに……。

 もうグダグダですが、

「でも写実でなくて和柄だし!デザイン的には黄色が入ったほうが綺麗だし!!」

と開き直り、このまま突き進む所存です。

 

 さて、失敗談で記事を終えるのも哀しいので、もう少しお付き合い下さい。

 5/21未明、天平文様の作品:「円鏡平螺鈿背」(『ぬりえ天平文様 かぎろい』所収)が完成しました〜\(^o^)/

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画材:油性色鉛筆、顔彩、ボールペン。

 細部を拡大すると、
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ーー上の画像のようになります。

 塗っている間に黒い色鉛筆が1本終わってしまいました。それ位の手間がかかったので、終わってひと安心というところです♪

 そして、これで『ぬりえ天平文様 かぎろい』はコンプリートとなりましたヽ(^o^)丿

 

 以上、季節の塗り絵+「円鏡平螺鈿背」完成報告をお届けしました。

それでは、お休みなさい(^o^)/