こんばんは〜。
先週後半から無沙汰ですみません。
土日で実家に帰ったり旅行の準備に手間取ったりであまり塗り絵に時間を割けない日々が続いています。
週が明けてからも気忙しい為、この数日間は模様系の線画、とりわけアラベスク文様を中心に手がけています。
昨日から今日にかけては、シルエット付きのアラベスク文様が1点塗り上がりました♫
出典:"Arabic Floral Patterns Coloringbook" p.24.
画材:油性色鉛筆、油性ペン。
久しぶりのシルエット塗りです。
アラビアのダンサーが両手をVの字にした姿勢で旋回している姿を黒塗りで表してみました!
アラベスク文様にアラビアの舞姫なんてベタ過ぎで、自分でも恥ずかしくもあるのですが……そうは言っても同一画面に閉じ込めてみたかったのです(*^^)v
手順としては、最初に絵ハガキを見ながら型絵を制作しました☟。
画材:顔彩。
人体の丸みと躍動感を出しやすくなるかと思い、今回は絵筆を使って描いています。
本来は輪郭が取れれば十分でしたが、楽しくて多少描き込んでしまいました♫
上の下描きが乾いたところで、トレーシングペーパーに0.1mmの水性ペンで輪郭を写し取ります。
アラビアのダンス衣装は腰の辺りに飾りがジャラジャラと付いているものが多いので、"らしさ"を出す為に飾りも描き加えました♫
そしてその輪郭線を線画に写します☟。
ひと通り写し終えた後、鉛筆の輪郭線を1mm程度のペンでなぞっておきました。
ここから文様部分の着色に取りかかります。
今回は油性色鉛筆によるベタ塗りで色を着けました。
折角なので目新しい色合いで…と思い、久野尚美『配色セレクトBOOK』の「カワセミの湖水」というトピックを参考にしています。
文様部分の着色が終わった段階で、下のようになりました☟:
最後に、人物部分を油性ペンで塗り潰し、完成しました♫
今回は、凹凸のある人物のシルエットが描けたことで、とても楽しい制作過程となりました。
問題は、シルエットだけ見た方にダンサーだと分かって頂けるかどうか…💧
スカートが大きく翻っているので、アラビアのとは分からなくても踊っている様子だと察して頂けるかな〜とは期待しています💦
なお、配色のカワセミ感はどこかへ飛び去ってしまった気がします。
アラビアの舞姫とアジアの野鳥では、なかなかイメージが結びつきにくいですよね…。
もっとも、色彩イメージは観る側の経験や好みにも左右されるものなので、カワセミに格別の思い入れや馴染みがある方には感じて頂けるかもしれません。
以上、バタバタでしたが、「舞姫のアラベスク」の制作過程をご紹介しました。
ご覧頂き、ありがとうございました!
それでは、また〜(^o^)丿
【9/6追記:使用画材】