塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

フランス見聞録 その4〜9/16 ブロワ城と鉄道編〜

 こんばんは、風雅です。

 フランス見聞録第4弾をお届けします。

 前日はロワール渓谷城巡りの後、ロワール地方のブロワという街に泊まりました。

 9/16はブロワ城を見学した後、鉄道でパリへ戻ります。

 

■9/16

 この日の朝食はホテル1階のレストランで摂りました。めいめい好きな物を好きなだけお皿によそってきて食べるという、一般的なホテルの朝食です。

 連日気温が高い中を観光して回っている為か、結構しっかり食べてしまいました。

 

 食後にホテルを引き払い、荷物だけ後で取りに戻ることにして預けます。

 ホテルから目当ての見学場所:ブロワ城は徒歩3分。

 見学開始時刻よりも早くに出て、裏手から見上げるような角度で外観を眺めました。
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 正面に回り込む途中の外壁に、ジャンヌ・ダルクがしばらくこの地に滞在した旨の碑文も見つけました(フランス語は出来ないので、人名や地名の並びで何となく解釈し、母に確認してもらいました)。

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 見学者入り口はこちら☟。

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 周囲のお店もまだ開いておらず、街並みを眺めて過ごします。

 結局、20分程遅れて入場者受付が開始。

 賑やかなイタリア語の団体客に続いて我々4人も城内に入りました。

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 石畳の中庭を取り囲むように4つの棟があり、その一部が博物館として見学者に公開されています。

 展示施設は一部整備中のようでした。

 整備し終わったらかなり見応えのある観光スポットになる気がします…多少マニア向けかもしれませんが💦

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 特に印象に残ったのは、大広間でした。

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 この玉座は見学者が座って写真を撮れるのです!折角の機会なので、持参のぬいぐるみを置いて撮影してきました♫

「ここのお城ってドラクエの王宮みたいで楽しいね。この広間はもろにそんな雰囲気よ」

と妹が言います。そうした見方をしたことがなかったので、新鮮な感想でした。

 広間の他にも、往時の様子が復元展示されている部屋がいくつもありました。

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 天蓋付きの寝台は豪華ですが、寝相が悪いと足をぶつけてしまいそう…と考えるのは、ワタクシだけでしょうか?

 例によって駆け足見学で未練タラタラとなったものの、この城では楽しい時間を過ごせました。

 

 ブロワ城を出た後にホテルで預けた荷物を受け取り、ブロワ・シャンボール駅☟に歩いて向かいます。

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 ここから特急でパリに戻る為、万が一を恐れた父の主張により、50分も前に駅舎に着きました。

 残念なのは、早く着いても列車の到着ホームが直前まで分からないこと💦。掲示板に表示されたのは15分前を過ぎた頃と記憶しています。

 列車は定刻でホームに着いたものの、出発10分程出発が遅れました。反対方向の列車と行き違うダイヤ構成の為、そちらの列車の到着が遅れた影響を受けたものです。

「外国の列車にしてはダイヤ通りに着いた」

と喜んだワタクシは、まだまだ修行が足りまなかったようです……Orz。

 列車の中では、昼食と前日に買ったタルトを食べながら、次の街歩きの計画を妹と話し合いました。

 

 この特急列車は、パリのオステルリッツ駅が終点となっていました。

 ホテルはサン・ラザール駅の近くです。

 パリのオステルリッツ駅から二手に分かれ、両親はタクシーで、ワタクシと妹は地下鉄でホテルまで移動することにしました。

 両親曰く、道路は酷く渋滞したようです。

 結果的に地下鉄組のほうが先にホテルに到着しました。初日2日目と連泊したホテルで、何となくホッとしました。

 やがて両親もホテルに到着した後で早速

「モンマルトルに行こうか?」

と打ち合わせ始めたのですが、少し疲れている気がした為、延期となります。

 その代わりに、母と妹と3人で徒歩10分圏内の本屋、パン屋、スーパーを巡ることにしました。

 

 という訳で、まずは本屋のfnacへ。

 TSUTAYAのようにカルチャー全般を扱う店で、塗り絵本1冊と塗れる栞2束を買ってきたことは、9/25の記事に書いた通りです。

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 10月に入ってから、お試しがてらで手を着けました。

 "Sirenes"の本からは、ジャポネスク(日本風)の人魚のページを塗ってみました☟。

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画材:油性色鉛筆、アイシャドウ。

 浮世絵風の引き目におちょぼ口の無表情で乱れかけた黒髪ときて、線画を見た段階で既に妖怪のろくろ首のようでした💧。

 下半身はシャチホコめいた形状ですが、何を見て描いたのでしょうかねぇ…^^;。

 この奇異さを活かしたくなり、妖怪図鑑のノリを目指して塗りました。

 妖しさが増すように目尻に赤色を載せたり、鱗の着色にメタリック色鉛筆を使ったりと、一応工夫らしき事もしています。

 栞のほうも1点塗り上がりました☟。

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画材:油性色鉛筆。

 早々に仕上がるのが長所です。紙も厚手で塗りやすく感じました。

 ただ、よく見ると右端の鳥が真ん中で見切れています…。

 栞用に描いた線画ではなく、通常の画面で描いた線画を数等分したものなのでしょうね^_^;。

 

 話題を9/16の出来事に戻しますと、本屋を出た後は駅舎の中にあるパン屋とスーパーで夕食になるものを買ってホテルに戻りました。

 同じホテルに2泊するので、この晩はのんびり過ごせました。

 

 以上が9/16のあらましでした。

 9/17はパリから日帰りでルーアンという地方都市に行きます。

 よかったらまたお付き合いください。

 それでは、お休みなさい(^^)/