塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

【道具】色鉛筆削り、私の定番。

 こんばんは〜♫。
 はてなブログ「私の定番グッズ」というお題があったので、色鉛筆での塗り絵&お絵描きに使っている鉛筆削りのツールに焦点を当ててみようと思います。

 塗り絵を始めた頃は、トンボのミニ缶セット(12色)に附属のポケット型の削り器を使っていました。
 当然ながら数ヶ月で削れなくなってきたので、そこから削り器の遍歴が始まりました。
 現在は5種類の削り器を主に使っています☟。

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 何故こうも種類が増えたかと言えば、持っている色鉛筆の種類が増えたからに他なりません^_^;。
 "これ1台で何でも無理なく削れる究極の削り器"は、少なくとも風雅が使う限りでは存在しないようです。
 どんな使い分けをしているか、順にご紹介します。
 
①「Angel-5 Premium」
 カール事務器から発売されている、手動の削り器です(上の画像では左奥の群青色)。
 ポリクロモスやUniカラーなど、硬めの色鉛筆や鉛筆を自宅で削る際に使っています。

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 削ると結構な急角度💦
 細かい所を塗っていても削る頻度が抑えられるのと、削った後で変な折れ方をすることが殆どないので気にいっています。

②「手動式鉛筆削り(小)」
 無印良品から発売されている手動式の削り器です(冒頭の画像だと右奥の白色)。
 軟らかめの色鉛筆、すなわちアーチストカラーやプリズマカラーを削りやすいと教えて頂き、つい最近自宅用に買いました。

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「プリズマカラーをこの角度で削って大丈夫なの⁉」
とドキドキしますが、慎重に使用する限り、削った後に変な折れ方をする事故はまだ起きていません。
 この削り器は、芯が軟らかい場合を想定した設計になっています。軟らかい芯の場合の削り方が説明書に出ているので、最初から安心して使えました。
 サイズに大小2種類があります。
 手持ちの小さいほうは、削る時の力をうまく加減できないと器体が動いてしまう事がある為、買い換える時は大きいほうにしてみようと思っています。


 以下はポケット型の手動削り器になります。

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左から「トガール」、「DesArt プロシャープナー」、「Uni色鉛筆削り」です。

③「トガール」
 削る角度を調節できることで有名な削り器です。世の塗り絵師に多大な支持を得ているという話も聞きます(笑)。
 その真偽はともかく、削れる角度が調節可能とは、画期的な発明だと素直に思います。芯の硬軟や用途に応じて使用者が目盛りで調節できるので、汎用性は高いと言えるでしょう。
 高機能、かつ、①②のような卓上型に比べて省スペースで、親しみやすい形も魅力的です。
 ただ、ポケット型の宿命で刃が長持ちしない為、「トガール」を主力で使っていた時は3ヶ月位で買い換えていました。
 他のポケット型に比べると少し値が張ることもあり、どうしても
コスパ悪ーい(・ัω・ั)」
と感じてしまうのが、風雅にとっては大きな減点材料…💦
 そういう訳で、現在は、トガールで削れる角度にしたい時だけ使う存在になっています。

④「DesArt プロシャープナー」
 ベステック社から発売されている色鉛筆用のポケット型削り器です。
 刃と丸い穴が付いているだけの小型削り器の中では、本品が一番気にいっています。
 削った後に変な折れ方をしないのと、ぎりぎり煩わしくない頻度で丸くなるのが、好みに合っているのだと思います。

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 外出時も大体これを持っていきます。
 難点は、ポケット型ゆえの寿命の短さと近隣の文房具屋では手に入らないところでしょうか。都心の画材屋に行った時に2〜3個まとめ買いしています。

⑤「Uni色鉛筆削り」
 三菱から発売されている色鉛筆用のポケット型削り器です。

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 とりあえず削った後に変な折れ方をしない点だけを求めるなら、こちらも及第点(※あくまで風雅の私見です)。
 画材屋のほか、中規模程度の文房具屋でもよく見かけ、手に入りやすいのも便利です。
 ただ、削れる角度が浅いので、頻繁に手を止める必要が出てくるのが難点でしょうか。
 また、刃が劣化しやすいのはポケット型の宿命としても、その時に削った部分が綺麗な円錐や六角錐にならないのが個人的に気になります。買い換えのサインとしては分かりやすいですけれども💦。


 以上、色鉛筆削り器の定番アイテムについて記してきました。
 なお、選んだ基準は、塗り絵やお絵描きに色鉛筆を使っている方々のクチコミがメインです。ブログを読んだりSNSで見聞きしたりすれば、それなりに情報は集まるもので、趣味を深めるにはいい時代になったものだと思います。
 ①②③はそうしたクチコミ情報の取捨選択によって入手しました。
 ④は画材屋で見て好感を抱いたものでした。
 ⑤はメーカーへの信用でしょうか。近隣の文房具屋で見かけた時
「色鉛筆メーカーの作っている削り器なら間違いはないでしょ、きっと」
と考えたのです。

 塗り絵やお絵描きの道具で何に拘るかは人それぞれですが、ストレスなく描いたり塗ったりできると楽しい時間になるので、拘る意味は十分ある、と個人的には思っています。
 『削り器は刃物の1種』と考えると、相性や当たり外れがあるのも割り切れますし。
 この記事も、読者様の参考になったら嬉しいです。

 最後に、近作を1点ご覧に入れて、本稿の結びにしたいと思います。
 本日もお読み頂き、ありがとうございました(^^)/

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出典:"Sirenes".
画材:油性色鉛筆。


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