こんにちは〜♫
12/1の記事で『年内にこれだけは完成させますリスト』を公開しました☟。
このうち、人物のお絵描きと民族衣装の塗り絵は未着手だったのですが、今週初めに後者に取りかかりました。
出典となる本は、奥田みき『大人の塗り絵 ヨーロッパの民族衣装編』(2019年、河出書房新社)です。
表紙はロシアの民族衣装です。
この他にブルガリア、イタリア、ノルウェー、オランダ等10種類の民族衣装の線画が収載されています。
風雅がとりわけ惹かれているのは、下の見開きに出ているギリシャとスコットランドのページです♡。
ただ、背景の描き込み等の難易度を考慮して、まずはブルガリアのページを油性色鉛筆で手がけることにしました☟。
このページの制作については別の機会に詳しく書く予定ですが、衣装の構造がまだよく分からない為、それなりに時間のかかる作品となりそうです。
そういう訳で、昨日もブルガリアのページを進めたものの、疲れてしまって3時間ほどで切り上げました。
気分転換に塗れる線画を探したところ、同じ本の線画の章の扉ページが目にとまりました。ポーランドの民族衣装のページの一部分だけが、縮小されて載っているものです。
気軽に背景を塗るところまでは良かったのですが、衣装が思わぬ難関だと気付きました。
東欧の民族衣装に付き物の精緻な刺繍が、ここにもバッチリ入っているのです…。
スマホ程度の寸法の画面に人物の全身が入って、その胸元やら裾やらに刺繍、袖と襟にレース……と想像してみて下さい。
しかもその線が薄く、紙がデコボコしているとしたら。
「細かすぎて塗れないっ!」
となりますよね。少なくとも、風雅はなりました。
それでどうしたかと言うと。
何か(もしくは『大人の塗り絵』編集部)に対する反発心で、俄然やる気になり
「絶対に今夜中に塗り上げてやる!!」
と発奮しました(笑)。
その結果が、下の作品です:
画材:油性色鉛筆、ボールペン(目元のみ)。
刺繍やレースの模様など精確に塗り込めない箇所は、適当に塗り潰したり簡略化したりしました。
また、目元だけはくっきりと描きたかったので、黒いボールペンで眼の輪郭をなぞりました。
全体に筆致はいつもより粗めです。
至近距離から観ると粗い筆致でも、少し離れて観ると人物や風景の印象がパッと伝わるような画風を目指しました。この種の画風や試みを何と呼べばいいのか専門用語が分からないのですが、この方向性の遥か高みに印象派の絵画が位置づけられると思っています。
無理に細かい所まで精確に塗るのでなくても、線画の世界観を伝えられれば及第点かな、と開き直って塗りました。
夜中までかかって塗り終わった後で、
「これで『大人の塗り絵 ヨーロッパの民族衣装編』から1点塗るミッションは達成できたのでは?」
と気付きました。
目標設定時には扉ページのことは想定していませんでしたが、定義には合致します。
これでミッション1つ達成となりました♫
ブルガリアのページも年内達成を目標とするのは変わりませんが、少し心が軽くなりました(^^♪。
あれ……これはもしや、闘争心を煽った何か(もしくは大人の塗り絵』編集部)に感謝するべき流れでしょうかね…?
こんな適当なスタンスですが、この12月は『年内にこれだけは完成させますリスト』の達成を目指して引き続き頑張ってみます。
さしあたって今日は、リスト上5番目のミッション:「楽器残欠箏(がっきざんけつのそう)」を久しぶりに塗り進めました。
顔彩と色辞典36色セレクトセット中の青・紫・黒・茶系統のみ使って草花の文様を塗ってみる構想で開始し、数ヶ月間塩漬けにしていました。
出来るところまで当初の構想通りで進めてみるつもりです。
しかし、まだまだ先は長そうですね(^o^;。
今回もお読み頂き、ありがとうございました。
それではまた〜(^^)/