塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

【雑談】季節に合わない塗り絵。

 こんばんは、風雅です。

 前回❄雪❄モチーフの記事を書いたばかりですが、その直後から季節とそぐわないモチーフを続々塗ることになりました。

 今回は、そんな近作のご紹介です(^^)

 

 1点目はハワイアン🌴。

『世界の模様 ぬりえの旅』よりハワイアンキルトの模様です(画材:油性色鉛筆)↓。

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 ちょっと主張の強い色同士を使うかわりに地を白く塗り残してバランスを取りました。

 ハワイアンキルト独特の色彩感覚に慣れることが出来れば、もう少し踏み込める(=ギリギリ一歩手前の強烈な配色が出来る)のですが……どうもハワイアンの色彩感覚に馴染めません💦軽い敗北感が残りました💦

 

 2点目は花火の城🏰です。

『コロリアージュ フラワー パレード』の見開きページですが、ご覧の通りの黒背景↓。f:id:white_fuga:20190221194827j:image

 花火の光の強さを意識して、花火は水彩毛筆で塗りました。

 反対に、お城🏰は油性色鉛筆のみ。

 お城より多少手前にあたる石垣や木々は、水彩毛筆と油性色鉛筆併用で、ところどころ重ね塗りしています。

 風雅は洋の東西を問わず城塞が好きなので、城🏰を塗る時にはテンション上がりまくりました(笑)

 線画自体に季節を示すものがないとはいえ、花火にはどうしても夏のイメージが強く、季節外れ感が拭えませんね…^_^;

 

 3点目は「夏」と題された、森田春代『大人の塗り絵 美人画編』所収の作品です。

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 油性色鉛筆で塗りました。

 原画手本では中景の花菖蒲の葉が淡い青緑色の影のように描かれているのですが、色鉛筆の適性を考えてはっきりと描き込むことにしました。

 葉の輪郭線を"捏造"するこの工程は気力と時間が要るものの、楽しく進められました。

 

 4点目は燕子花(カキツバタ)がテーマ。

 油性色鉛筆と金色のペンで制作中です↓。

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 意匠化されていますが、水辺感バッチリの線画で、ホクホク塗っています♪

「夏」制作中に菖蒲苑やらあやめ祭りやらの画像を多数見たことで、

「もう1点菖蒲が塗りたい!」

と意欲に火が点いてしまいまして。

 どうやら風雅は菖蒲の類が相当好きなようです。形もさりながら、この種の花が咲き匂う風景そのものに惹かれてしまうのだと、本作を塗り始めてから気付きました。 

 そういう嗜好なので、花菖蒲でも燕子花でもあやめでも構いません(←線画だと見分けつきませんしね💦)。

 ただ、燕子花と言われるとどうしても✨金色✨を使いたくなるから不思議です😅操られるように流水を金色にしてしまいました。

 

 この燕子花の線画は、石村和代氏の『和の花暦と花もようぬり絵ブック』に収載されています。

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『京のみやびな和柄』より少し気軽な感覚で塗れる和柄本が欲しくなり、

「ちょうど『世界の模様 ぬりえの旅』がほぼ塗り終わるから……」

と自分に言い訳して買ってしまいました♪

 この本で和柄塗り絵のバランス感を養い、『京のみやびな和柄』に結実させられたらいいな、と考えています。

 

 以上、季節外れの近作群と新着本1冊をとりとめなく紹介してみました。

 次回は「夏」の制作話か作品ギャラリーか塗り絵本レビューになると思います。よかったらまたお付き合いください。

 それでは、楽しい週末を〜(^^)/"