こんばんはー🎶
昨日はひな祭り🎎でしたね。
ひな祭り🎎関連の線画を2〜3日前から塗り進めていたのですが、未完成のままで当日を終えてしまいました💦
出来たところまでご覧に入れますね↓。
『和の花暦と花もようぬりえブック』所収の線画:「吊るし雛」です。
この風習に馴染みがなく、Instagramで画像を探して参考にしたのですが、ワタクシ、吊るし雛は苦手かもしれません。
アフリカの仮面など郷土色豊かな一部の民芸品を見た時に
「ドチャッキーでなんだか怖い💦」
と感じることがありまして、今回もまさにそういううっすらとした悪寒を覚えました。
雛人形自体が人間の代わりに災厄を引き受ける形代として成立したとか。そんな由来を思い出させるような形状だと思うのは、ワタクシだけでしょうか?
この線画自体は和のモチーフが並ぶ穏当な可愛いものに見えますが、画像から受けたインパクトが冷めやらず、そろりそろりと塗っています^_^;
このように季節の塗り絵が停滞気味なのに対し、季節外れの塗り絵:「燕子花」は先日無事完成しました☟。
主な画材は油性色鉛筆で、金色だけ三菱のSignoというボールペン☟を使っています。
今回は金色を多用してしまいました。
Signoの使用感が良いのもありますが、ほぼ尾形光琳の『燕子花図屏風』(国宝)のせいです💦💦
群青の花を付けた燕子花が画面の下半分に群生する、背景が金色一色の図屏風で、言わずと知れた日本美術の傑作の一つですね。
過去数回観たのですが、その度に頭がポーっとなる程深く魅入られまして、カキツバタと聞けばこの図屏風を思い出す始末です。そういう訳で、どうしても花を青くしたくなり、金色を散りばめたくなったのでした。
背景の色は、水面を想定しています。
「燕子花の咲く水辺の色は、空が曇っているから、灰緑に見えていた気がする」
との記憶に従い、灰緑色の濃淡にしました。
しかし、全体的には光琳が構築した世界観から一歩も抜け出せていませんね💦
『塗り絵には個性が出る』と言われますが、今回出てきたのは燕子花図屏風への傾倒だけでした(笑)
以上、あまり締まらない結末でしたが、季節絡みの塗り絵の話題をお届けしました。
それでは、また〜(^^)/~~~