こんばんは♪
今回は「菌人」制作の記録の続編です。前回記事から早くも1ヶ月近く経過していたことに、今日になって気付きました^_^;
間が空いてしまってすみませんm(_ _)m
まずは前回記事で進んだところまでの画像を再掲しておきます☟。
まだ真っ白な部分が広々と残っている状態ですね💦以下の各章で少しずつ塗り進めて参ります。
なお、本稿でも前回に引き続き、右(青いほう)の菌人を「ハツミ」、左(紫のほう)の菌人を「ユカリ」、画面手前の手だけ出てきている人物を「お姉さん」と呼びます。
それでは、参りましょう(^^)/°
■ユカリの衣装と頭のキノコ🍄
ユカリの衣装は主に紫の系統を使います。
ホルベイン社のアーチストカラー495番 :Rose Greyで下塗りした後、三菱888色鉛筆のラベンダーを塗り重ねるという方法で下の着物を塗りました。
上着はUniカラーのMauveで全体を塗り、袖の先だけ三菱888色鉛筆のマゼンタを重ねています。
披帛は透ける素材のつもりで塗りました。使用色は色辞典の瓶覗(VP-8, 英名:Horizon Blue)です。
ユカリの衣装は全体的にふわりとしているので、裾と帯は濃い紫色(三菱888色鉛筆のダークバイオレット)で引き締めました。
この辺りで一度ユカリの全身を眺め渡したところ、幾分キノコっぽさが乏しい印象を受けました。
そこで、ユカリのキノコらしさを固めるべく、頭部のキノコに手を着けました。ちなみに、ユカリは『ムラサキシメジの妖精』という設定にしています。
しかし、頭部のキノコとムラサキシメジは形が大分異なる為、紫系統の濃淡に、薄茶色を添えて自由に着色しました。
この薄茶色は土のイメージであり、キノコ一般によく見られる色でもあります。色辞典の渋紙色(LG-2, 英名:Kork)を使用しました。
これで幾らかキノコっぽさを増したでしょうか?
個人的には好感触を得た為、着物の衿にも同じ色を採用しました。
なお、上衣の縁はまた別の薄茶色で、色辞典の子鹿色(LG-1, 英名:Fawn)を使っています。
以上のような配色で、現在は塗り込みの真っ最中。出来たところまでの画像ですが、下のようになりました☟。
■お姉さんの腕の模様
お姉さんの腕も進みました。
ここで目立つのは何と言っても右腕の模様です。
これは刺青…なのでしょうか(・・;)
よく分からないので、インドのヘナタトゥーのようなものと解釈し、赤系の色でくっきり模様が出るように塗りました。
腕輪は翡翠のつもりです。
ただパーツが細くて素材感を追究するには至らず、いかにも翡翠っぽい色で塗るに留まりました。
UniカラーのCeladon(538)で下塗りした後、暗くなる部分に三菱888色鉛筆のブルーグリーンおよびピーコックブルーを重ねました。
腕輪の間に浮いている丸い玉は水晶のつもりです。こちらは三菱888色鉛筆のセルリアンブルーで塗りました。
お姉さんの腕はこれで完成としたいところです。
ただ、赤い模様を塗る時に気合いが入り過ぎたのか、これだけが画面全体で物凄く目立ってしまっている気がするのです…💦
頑張り過ぎたかなぁ……^_^;A
もしかしたらあとで対処が必要になるのかもしれません。
■背景
地味なところですが、色辞典の秘色(VP-7、読み方:ひそく)を使って背景の塗り込みもしました!
以上の作業の結果、「菌人」は下の状態まで出来ました☟。
とりあえず真っ白な部分はかなり少なくなりましたね。
完成に向けて引き続き頑張ります。
という訳で、今回はこの辺りで(^^)/
お休みなさい。