こんばんは〜♪
そろそろ梅雨入りの声を聞く季節になってきましたね。雨関連の絵柄を塗る気分がグッと盛り上がってきたこともあり、『百妖行・玉人歌』の「雨童」に着手しました。
その初日こと6/1(土)、珍しく(?)真面目に顔と首の肌を塗ってみたので、本記事で報告してみたいと思います。
なお。予めお断りしておきますが、風雅の肌塗りは"超"が5個くらい付くほど未熟です💦
"やってみた。"系のネタとしていつかどこかの誰かの参考になればいいな、と思って書いているので、どうか温かく見守って下さい🙏
■使用画材
油性色鉛筆です。
一番馴染み深い"色辞典"を使いました。
使用色は下の画像の通りです☟
※メモではトーン別に分けて記載。
なお、上のメモは実際に使った色のみですが、作業時点では他に3色スタンバイさせてありました。
■着色過程
①広範囲に顔を塗る
初めに基本となる肌の色を決めました。
今回はApricot(P-12)とし、顔の広い範囲を力を抜いて塗りました。但し、眉間から右頬にかけてのより明るくなる予定の部分は着色せずに白く残しておきます。
更に、この肌で陰となる部分にはCork(LG-2)、右の眉頭から右眼の付け根に至るアイホールの縦線にはApricot(P-12)を強めに塗りました。
ここまでで、下のようになりました☟。
アイホールの縦線が強調され過ぎの為、消しゴムで該当部分だけ少し薄くしました☟。
②素肌の明るく見える部分を塗る
この線画で眉間から右頬にかけての部分が顔の中で最も明るく見えそうだったので、①の段階では塗り残していました。
ここに、なるべく力が入らないよう気を付けながらGamboge(P-13)を塗ります。
これで下のようになりました。
③首を塗る
①〜②で使った3色で首の部分を塗ります。
顎のすぐ下の陰となる部分にCork、その周辺にApricot、最も明るい部分にGambogeを配しました。
④ほんのり赤味を添える
ここから、顔色を良く見せるべく、下側のアイラインから頬に細かく赤味を添えていく工程になります。
まず下側のアイラインの線上にFawn(LG‐1)を使い、それをAlmond Blossom(VP‐2)で薄めるようになぞりました。
その線のすぐ外側にEcru(VP‐3)を塗ります。
そして、下側のアイラインのうち顔の外側に近い1/3、つまり下の睫毛が長く描かれる辺りから頬にかけて、力を入れないようにしてAlmond Blossom(VP‐2)を重ねました。
また、眉と前髪の生え際にはFawn(LG‐1)を薄く塗りました。
ここまでで、下のようになりました☟:
⑤寒色系の陰を入れる
もう少し立体的に見せたくなり、寒色系の陰を入れてみることにしました。
コールドグレーの代わりにVerbena(VP‐10)というごく薄い紫色を、前髪の先端や睫毛に陰を添えるイメージで塗り重ねます。
下のようになりました☟:
④の画像と見比べると、あるかなきか違いがあるような💦
…自己満足でしょうかね?
⑥肌の色を塗り込む
ともかくも⑤まで進んだのち、全体的に淡い気がしてきました。特に肌の色に物足りない印象が強かった為、ApricotとGambogeで、それぞれの色が使われている部分を塗り込みました。
また、首の部分にはFawnで色を足しました☟
ここまでの画像は手持ちの携帯カメラの"標準"より一段明るく撮影した為、結構色飛びしています。
全体に暗くなるのを承知で"標準"の明るさで撮り直してみました☟:
ここまで進んだ時点で、8割方は出来た気がしてひとまず手を止めることにしました。
このあと制作が進んでから肌だけ物足りない様子だったら、更に塗り込みたいと考えています。
少々半端な状態ですみません💦
「これでお肌は完成♪」
と言い切れる程の経験値がないので、どこまで塗り込めばいいのか、本当によく分からないのです(^_^;)
以上、色辞典での肌塗り挑戦レポートをお届けしました(^^ゞ
ちなみに何故今回奮起したかというと、
・顔がアップの為、塗りやすい
・同じ理由で、少しは工夫しないと塗り絵としての見応えが乏しくなりそう
・失敗して微妙な顔色になっても「妖怪ですから…」と言い訳が出来る
ーーというお誂え向きの条件が整っていたからです。
開始前から言い訳を用意しておく事については……、「大人とは臆病な生き物なのです」と申し上げておきましょう(笑)
それでは、お休みなさい(^^)/