塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

【雨童】藍染めの着物

 おはようございます♪

 

 6/12午後から月初旬に肌塗りレポートをした「雨童」(『百妖行・玉人歌』)の続きを進めました。

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 この作品は肌を色辞典のみで塗ったので、色辞典縛りにしようかと思っています。

 顔と手の肌を塗った後で着物に移りましたが、ここでは下の4色を使いました。
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 基本の色は青褐(D-18)とし、やや明るくなる部分に熨斗目色(Dl-7)、更に明るくなる部分に天色(P-18)、最も暗くなる部分に濃藍(D-20)。塗り分けるのではなく、グラデーションにしたり重ねたりする方針です。

 6/2時点で下の状態になっていました☟。

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 6/4に少し進めてーー
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ここまでできていました。

 本日はその続きを塗り、着物の地の部分を終わらせました☟。

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 そう、終わったことは終わったのですが、どこかぎこちなく見えて仕方ありません💦

 実は6/4辺りから違和感が強く、昨日は細々と修正を試みながら進めました。

 庶民的な藍染めの麻地の着物として塗りたかったのですが、質感云々を考える以前に

「陰影の入り方が微妙…」

と気になってしまいまして💦

 この着物、フワッとした曲面を作っていると考えられます。そこに画面の手前側左上から最も強い光(光源:曇天の昼間の太陽)が照らしているように表したかったのですが、この辺りでかなり頭が混乱してきました。

 思うように塗るのは難しいものですね💦

 そういう訳で早々に集中力が払底してしまったので、ひとまず切り上げました。

 

 この『百妖行・玉人歌』という本で塗ってみたいページが沢山あるので、

「早く『雨童』を完成させたい!」

と、どうしてももどかしさが募ります。

 が、納得いくまでじっくり向き合いたいという気持ちも強く、当面はジリジリしつつの亀🐢進行となりそうです。

 時々進捗を報告しますので、(生)温かく見守って下さいね🙏

 

 それでは、また〜(^^)/