塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

【雑談】海の日、スケッチブックを持って。

 こんばんは♪

 3連休は外出続きで過ごし、あまり塗り絵もブログ執筆も出来ないまま終わりました。

 ただ、お絵描き絡みでは海の日に特別なことがありました(^^)

 何を隠そう、動物園に行ったのです(馬🐎とギャンブラーしかいない動物園ではなく、正真正銘の動物園ですよ!)。スケッチブック持参で訪ねたのは、人生で初めてでした。

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 もっとも、生身の動物を見ながら描こうとすると、順調にはいきませんでした。

 "動物"の名の通り自分の都合で動くので、静物のようにじっくり輪郭を写し取っていても、全く別のポーズを取り始めた瞬間に中断する羽目に陥ります。

 そういう意味では、眠れるコアラは天使のような存在でした。ガラス越しに凝視していても警戒はおろか目を覚ましもしないのですから、野生動物としては心配になりますが。

 コアラはカメラで撮りにくかった為、1枚粗くスケッチしてきました☟。
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 最もじっくり描けたのは、馬でした。

 北海道和種つまり道産子が2頭いました。

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上の画像の手前側にいる月毛をスケッチしました。

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曲がりなりにも完成に至ったのは、上の1枚だけですが…💦

 
 スケッチブックを持っていって分かったのは、ワタクシのような初心者にとって動物園は割とスケッチに集中しにくい空間だという事実でした。

 スケッチ対象が動いてしまいますし、人気の動物の前では長居しにくいですし、獣の臭いや子供の声(※特に休日は絶えずどこかから甲高い奇声が聞こえます💦)で集中が削がれることもあるからです。

 

 何となく予想していた通りだった為、頭を切り替え、気になる動物たちをとにかく観察していくことにしました。

 上記コアラやウマの他、トラ、レッサーパンダ、カヤネズミといった人気の哺乳類は勿論ギラギラ観察します(^^)

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 殊にトラの佇まいは、一挙手一投足が悠然としていながら隙がなく、まさしく"絵になる"動物だと感じられました。

 

 鳥類では、ルリコンゴウインコが面白くて印象に残りました。

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ご覧の部位によって通り、部位によって羽の色が異なる為、翼を広げた時にどこの部位の羽がどういうふうに見えるか、よく分かるのです。

 目元に白黒の縞模様なども入っており、見た目でも飽きさせません。

「鳥は恐竜の子孫!!」

という説に実感が湧いてきました。
 但しこの鳥、大音声で鳴きます(笑)

 

 という具合に動物の"見溜め"をしてきました。今なら動物の塗り絵でいい作品を塗り上げられそうな気がしています。

 もっとも、実際塗り始めたら次々に不明点が出てくるのはほぼ確実。ここは束の間の幸福な錯覚に浸っておこうと思います。

 以上、塗り絵好き目線からの動物園探訪記でした。

 

 最後に、少し前で鳥の話題が出たので、鳥絡みの塗り絵を1点ご紹介します☟。
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出典:『ぬりえ天平文様 たまゆら』。

題名:「縹地唐草花鳥文夾纈絁」

(はなだじからくさもんきょうけちのあしぎぬ)。

画材:油性色鉛筆。

 こちらは、昨日塗り上がりました。

 完全に意匠化されているものの、この文様の鳥にも愛嬌がありますね。眼が"点"で表されるから可愛く見えるのでしょうか…?

 

 他愛もない疑問を残しつつ、本稿もそろそろお開きにしたいと思います。

 お付き合い頂き、ありがとうございました!

 それでは、また〜(^^)/