塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

【お絵描き】植物のお絵描き 第2章【レア野菜】

 こんばんは〜!

 8/14〜15の2日間で、ちょっと珍しい野菜をスケッチしてみました♫

 突発企画ゆえ、ゆるめのレポートになりますが、よかったらお付き合い下さい。

 

■攻略対象

 今回のモチーフは、コリンキーというあまり聞かない野菜です☟(ワタクシは今回初めて知りました)。

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生食可能なカボチャとの触れ込みです。

 彼氏が近所のお店で見つけてきたもので、食べる前にスケッチを残してみようという話が持ち上がりました。

 

■紙と画材

 A4大の白い画用紙に油性色鉛筆で描きました。

 

■輪郭のスケッチ

 輪郭のスケッチには、三菱"アーテレーズカラー"という新アイテムを使っています。

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 実は月初に写真のアーテレーズカラー3本をバラ買いし、虎視眈々と(?)使う機会を窺っていたのです。 

 このアーテレーズカラーは消しゴムで消せるのがセールスポイントの色鉛筆で、お絵描きに使うつもりで入手したものでした。

 今回のモチーフ:コリンキーにはところどころ緑色の模様が入っていることを考慮し、ライムグリーンを使いました。

 このライムグリーンで輪郭を取ると、下のようになりました☟。

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 未知の野菜ですが形はある種の茄子などに似ており、どこぞのダイオウイカやサザエに比べると格段に描きやすかったです(笑)

 

 ひと通り輪郭を写した後で輪郭が無駄に太くなった部分(微修正したり力が入ったりした部分)に消しゴムをかけて、輪郭線を出来る限り細くしました。

 色鉛筆でこういう微調整が出来るのは嬉しいですね〜(^^)

 アーテレーズカラーを導入してよかったと思います。

 

■着色

 輪郭のスケッチであまり疲れずに済んだ為、そのまま色塗りを開始しました。

 最初は下塗りです。

 ポリクロモスのNaples Yellow(185)で何となく濃淡を盛り込みつつ、あまり力を入れずに実の全体を塗りました。

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 そして花柄の陰影の線を入れると、下のようになりました。

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 この辺りで眠くなり、一旦中断です。

 

 翌日は細部の描写という工程に当たり、黄色や橙の系統の色を少しずつ重ねていきました。
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 例によって途中経過の記録はありません💦

 制作中に区切りが付けにくいモチーフを描いていると

「写真で記録する前にもう少し塗ろう」

と塗り足しを続けているうちに、画像を撮るつもりだったことを忘れてしまいます💧

 ただ、使用色のメモだけは欠かさず記入していました。そのメモによると、輪郭線に1色、着色に19色使ったようです☟。

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 グレーはもっぱら暖色(ウォームグレー)の系統を使いました。もっとも、今回は黃緑と橙を重ねて自然に暗い色が作れるのを利用出来たお蔭で、グレーの利用比率は高くありません。

 そして、比率で言えばNaples Yellow(ポリクロモス185番)の割合が格段に高かったと思います。

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この山吹色は、今回のコリンキーに限らず、植物の表現で使い勝手がよさそうですね。

 

 コリンキーの皮のボコボコ感は、正直なところ、画用紙頼みとなりした…^_^;

 風雅の経験値では紙ごとの細かな効果や特色は分かりませんが、数ヶ月前から

『素材が密でマットな質感のモチーフはケント紙、やわらかくて微細な凹凸のあるモチーフは画用紙』

と大雑把な指針を定めています。

 今回もその指針に従って画用紙を採用しました。

 

■完成作品とこぼれ話

 8/15昼過ぎ、作品が完成しました☟。 

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 なお、今回描いたコリンキーは本日の夕食で美味しく頂きました♫ 生食と野菜炒めと両方試したところ、少なくとも風雅個人の感想では、火を通したほうが甘みが出て食べやすい気がします。

 

 以上、ゆるーいお絵描きレポートをお届けしました。 

 本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!

 それでは、また〜(^^)/