塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

晩夏の塗り絵。

 こんばんは〜♫

 前半に夏風邪っぽい倦怠感を感じていたのと気忙しいのとで、今週は塗り絵が少々停滞気味でした💧 

 一応稼働はしているので、完成に至った作品をご覧に入れたいと思います。

 

ニホンカモシカ

 さて、今週一番の大物は「ニホンカモシカ」でした。やっと塗り上がりました〜!!

f:id:white_fuga:20190824185455j:image

画材:油性色鉛筆。

出典:『大人の塗り絵 自然の中の動物たち編』。

 今回、(一応)写実主義を目指して制作したところ、カモシカ本体以上に背景に手間取りました。それは

『何をどこまで詳しく描くか』、

『どこをどう曖昧にするか』。

ーーこの加減が分からなかったせいです💦

 例えば、少し距離のある位置から見た風景だと、葉っぱ1枚1枚を明確に見分けることは出来ません。一方で、それらが折り重なって鬱蒼とした森を形成していることは表現したい。

「これ、どう塗ったらいいの?」

と悩んだ結果、中景から奥に位置する樹木はこんもりと梢の輪郭をぼかし、幹や主要な枝をくっきりと描きました。

 手前にある低木の葉は丸く描き込み、奥の木々と差をつけています。

 これで少しは奥行きが出せていたらいいな、と思いますが、風景を描く難しさを実感する制作過程となりました。

 

アラベスク文様

 他の完成作品はほとんど模様系です。

 最近"Arabic Floral Patterns Coloringbook"での"色遊び"が楽しく、今週は3点塗り上がりました♫

 

f:id:white_fuga:20190825143257j:image

20ページ。

画材:サインペン、ボールペン。

「モスクなどのドーム天井の内側に展開されていそうな模様だなぁ」と思いつつ塗りました。

 メタリックのボールペンとサインペンだと色鉛筆より発色がいい為、敢えて白く残す部分を多くして流線の輪郭を目立たせています。

 

f:id:white_fuga:20190825142922j:image

16ページ。

画材:油性色鉛筆、サインペン。

 橙色と青色の組合せをテーマにして塗りました。

 最も外側の枠線内にはミックス色鉛筆を使っています。


f:id:white_fuga:20190821124059j:image

26ページ。

画材:油性色鉛筆。

 暑さの為、涼感を求めて青色ベースで塗りました。

 花びらの部分に「あお」のミックス色鉛筆を使っています。

 

天平文様

 不思議なことに、アラベスク文様を塗っていると天平文様も塗りたくなってくるようです。

 可愛い動物柄の線画を塗りました♫

f:id:white_fuga:20190825180547j:image

画材:油性色鉛筆。

 ご覧の通り、鹿がいます。

 天平文様には、ともすると取っ付きにくい印象もありますが、鹿が出てくるだけで親しみやすく感じられますね。

 下段中央の草花の文様も渦巻き状のデザインになっていて、躍動感があります。

 折角なので、元気の出そうな鮮やか系の色合いでまとめてみました。

 

 以上が今週の成果です。

 注力していたニホンカモシカが終わり、俄然、新しい本命の作品を手がけたくなってきました。今は何と言っても人間サマが塗りたい気分です。

 ただ……来月中旬まで私事で気忙しく、じっくり塗り絵に向き合えない期間が続きそうなのです💦

 ここは控えて"塗りかけ卒業キャンペーン2019"を展開するべきでしょうか?最近塗りかけが溜まってきた気がするので、それもアリかなと検討しています。

  

 という具合にまとまりに欠けますが、近況報告でした。

 それでは、また〜(^^)/