塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

神無月の塗り絵。

 こんにちは♡

  今回は塗り絵の近況報告です。

 

■新しい"本筋"始動。

 連休前に新しい線画に手を着けました。

 題材はと言えば、長野剛先生の「真田幸村」です!!

 出典は『大人の塗り絵 戦国武将編』☟。

f:id:white_fuga:20191014162415j:image

 この本の表紙を飾る真田幸村、とてもカッコいい美丈夫ですよね〜♫

 とはいえ、見るからに難しそうな絵柄の為

「塗り上げられるかなぁ……」

とドキドキしながら始めました。

 

 こんな素敵な線画は万が一にも投げ出したくないので、今回は10/18までの完成を目指すと期限を切り、短期決戦の構えで臨んでいます。

 もちろん、三連休も「真田幸村」制作に時間を割いていました。

 

■「真田幸村」制作の概要

【画材】水彩色鉛筆

【テーマ】重厚感と迫力を出す

【配色方針】幸村らしさを大事にする

 

 ここでいう"幸村らしさ"とは、真田幸村という歴史上の人物の属性として有名な特徴のこと。

 『三国志』で呂布と言えば赤兎馬赤兎馬と言えば呂布が思い浮かぶように、英雄伝説には特定の人物と不可分に結び付く、特別な事物や身体的特徴があります。

 真田幸村で言うと、赤一色の戦装束(通称:『赤備え』)や鹿の角が付いた兜が有名なようです。

 自分好みのアレンジはするにせよ、基本的にそういった"幸村専用"アイテムは外さないでいこうと決めました。

 そういう訳で、幸村の戦装束は赤色ベースになります。

 

【10/9】

 最初は自信がなかったので画面右下隅の馬から塗りました^_^;。

 原画手本の馬は鹿毛(よくいる焦げ茶色の毛色)だったのですが、真田幸村の馬が栗毛だったという言い伝えを知り、栗毛馬として着色しています。

f:id:white_fuga:20191015133843j:image

 何となく水彩色鉛筆の使い方を思い出したところで、虫食いのように戦装束に取りかかります。初日はここまで塗れました☟。

f:id:white_fuga:20191015224816j:image

 

【10/12】

 以下、塗れそうなところから塗っていきます。

f:id:white_fuga:20191015225114j:image

 

【10/13】

 この日も少しずつ。

f:id:white_fuga:20191015233647j:image
f:id:white_fuga:20191015233721j:image

f:id:white_fuga:20191015233754j:image

f:id:white_fuga:20191015233947j:image
 

 鎧の下の着物は、原画手本から大きく変え、『褐色(かちいろ)』にしました。『褐』が『勝ち』に通じるとして好まれた色です。
 赤青鉛筆のようなコーディネートはいかがなものか、とも思いましたが、兜に鹿の角を付けるセンスの持ち主とあれば、収まりが悪い色合いのほうが妥当かもしれません。

【10/14】

  この日は背景に手をつけました。クリーム色を基調として塗っているものの、画像だと盛大に色飛びしていますね💦💦

f:id:white_fuga:20191016052430j:image

f:id:white_fuga:20191016053432j:image

 絹本着色の日本画の背景のようにしたかったのです。これでも思ったよりはうまくいきました。

 この日は兜の六文銭を塗って切り上げました。

 

【10/15】

 細部に加筆しました。

f:id:white_fuga:20191016065351j:image

 

 これまでの進捗は以上の通りです。

 引き続き頑張ります(^^♪

 

■"枝道"は道半ば。

 "本筋"の幸村に対しては、あまり裏番組と位置づけられる"枝道"的な作品がありません…。集中力をごっそり持っていかれるので、"枝道"に割けるエネルギーがない、というのが実情です。

 かろうじて1点、水彩色鉛筆の練習を兼ねてマンダラを塗り進めています☟。
f:id:white_fuga:20191016073424j:image

 

 秋らしくなり、ハロウィン用にも何か塗りたいところですが、真田幸村を攻略してからになりそうです…^_^;

 ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

 それでは、また〜(^^)/