こんにちは〜♫
ここのところ少し忙しかったのですが、ほそぼそとインクトーバーは続いています。
■旧暦10/7
ハシビロコウの色鉛筆画を完成させました。
元々10月下旬に描き始め、途中になっていたものです。
羽根の表現に難儀しました💦
鳥は恐竜の子孫だという話、ハシビロコウの羽根や目つきを見ていると納得がいきます(笑)。
■旧暦10/8
以前に観た紅型展の図録を参照して、紅型の文様デザインの一部を油性色鉛筆で描き起こしてみました。
檜扇と団扇に桜を絡めた文様です。
■旧暦10/9
この日も別の紅型衣裳の桜文様を描き起こしました。
画材:油性色鉛筆。
青い桜にギョッとするかもしれませんが、風雅が勝手に好きな色を塗ったのではなくて、現物の桜文様に青く染め出されているものがあるのです。
■旧暦10/10
この日もまた別の紅型衣裳の資料写真を見て、銀杏の葉の文様を描きました。
画材:油性色鉛筆。
■旧暦10/11
色鉛筆で珊瑚の小枝を描きました。
画像だと色飛びしていますが、紙の地色はクリーム色です。白い色鉛筆がハイライトとして使いやすかったです。
■旧暦10/12
資料を見ながら、万年筆で貴婦人を描きました。
目鼻が内側に寄って少しバランスが悪くなりましたね💦
少女漫画風のイラストは、最後に描いてから幾星霜…(少なくとも10年以上前)☆彡
縦ロールの髪型は今回が人生初です。
振り返る構図は資料に倣ったものですが、もう少し背中のシルエットを綺麗に描けないと貴婦人らしく見えないかも。
線画として描き上がった後で、塗り絵として着色してみました。
この"自給自足塗り絵"、曖昧な線が多くて塗りにくかったです^_^;。
線画としての完成度がないと、楽しめる塗り絵にはならないのだと実感しました。
■旧暦10/13
色鉛筆で折り鶴☟をスケッチしました。
画材:油性色鉛筆。
『折った紙を描くとどんな線が出てくるのか』が主たる関心だったもので、ほぼ輪郭を描いただけで満足してしまいました💦
ちなみに、紙は薄い山吹色をしています。
深慮遠謀などはなく、スケッチ対象の折り鶴を黄色い本の上に置いていた為、何となく黄色い紙を使ってみたくなっただけ…。
今度は別の角度からも描いてみたいです。
■旧暦10/14
正倉院宝物の『螺鈿紫檀五絃琵琶』の写真を参照し、捍撥(「かんばち」。撥を受ける部分)に螺鈿で表された熱帯樹を描き起こしました。
初めに油性色鉛筆(アーテレーズカラーの「スカイグレー」)で下描きした後、輪郭にペンを入れました☟。
次に、螺鈿細工らしい色ということで、顔彩のオーロラカラーやパールカラーでモチーフを着色します☟。
最後に、継ぎ目の境界線や毛彫りの線を描き込み、完成しました☟。
この熱帯樹は左右対称ではないものの、バランスの取れた形をしているのだと、描き起こしてみて実感できました。
顔彩の使用色は下の画像の通りです:
現在までの旧暦インクトーバーの成果は以上です。
来週も頑張ります。
ご覧頂き、ありがとうございました♫
それでは、また〜(^^)/