塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

久しぶりにメタリック正倉院。

 こんばんは。

 先月実家近くの文具店で買った画材の1種に、呉竹の"顔彩耽美 ジェムカラーズ"があります。

 昨年買った"顔彩耽美 スターリーカラーズ"と合わせて"顔彩耽美"シリーズが増えたので、ジェムカラーズを中心に試し使いを思い立ち、天平文様を塗りました。

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(※上の画像で上にある黒い箱のセットがスターリーカラーズ、下にある白い箱のセットがジェムカラーズで、一色が重複しているので11種類となります)

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画材:顔彩、油性色鉛筆。

出典:『ぬりえ天平文様 うたかた』。

題名:「金銅花型裁文(こんどうのはながたさいもん)」。

 

 ネタ元の正倉院御物は、仏堂内に掛けられる『裁文(さいもん)』と呼ばれる類の飾りなのだとか。

 顔彩の他にミックス色鉛筆や単色の色鉛筆を重ねずに使い、動きが出るような配色にしました。

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 ご覧の通り、斜めから見るとギラギラです(笑)。

 ただ、"顔彩耽美 ジェムカラーズ"塗った時の色味は、箱に入った状態よりもかなり穏当に見えました。

「日本の色って穏やかだよなぁ…」

と感じます(^^)。

 

 なお、出典である藤野千代『ぬりえ天平文様 うたかた』は昨年末に買った本です。今

回漸く手を着けることができました。

 昨年秋以降、買ってから1ページも塗っていない塗り絵本(通称"ホワイトコレクション")が何冊か残っています。

 普通の本ならば"積ん読"という状態で、風雅個人の価値観ではこれはあまり好ましくない為、来月末までに順次手を着けようと考えています。

 

 そういえば、前回記事で紹介したフクロウ塗り絵の塗りかけページは、無事完成しました☟。

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画材:油性色鉛筆、顔彩。

 記事冒頭の「金銅花型裁文」と同時期に制作しており、こちらでも凧の模様部分に数ヶ所、顔彩を使っています。

 背景となる夜空をホルベインUltra Blue(OP349)一色で塗り進めた結果、5-6cm減りました(^o^;。軟らかい色鉛筆は減るのが速いと実感します。

 

 以上、2点の近作完成の報告でした。

 それではまた〜(^^)/