塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

ミッションは突然に…

 こんにちは♫

 昨日はまったり塗りかけ卒業キャンペーンを進めようと思っていたのですがーー。

 掲題の通り、久々にお絵描きミッションが発生しました。

「可愛いのを描いてくれよ〜」

と彼氏から依頼され、急遽油性色鉛筆でのぬいぐるみ描きに予定変更となります。

 モデルは、コチラ☟:
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 ヤマネのぬいぐるみです。

 ネズミとは尻尾の形状が違いますが、大きく見ればネズミと似たような姿形と言って差し支えないか、と。

 今回は、モチーフの斜め上から見た角度で描いてみました(お絵描き修行中なので、何かしら新しい課題になるように意識しています)。

 ついでに、"一軍"ペンケース+出しやすいところに置いている36本(三菱888のチョウチョ缶に収納。中身はUniカラー28本と無印色鉛筆8本)縛りで描くことにしました。

 

 輪郭の大部分は、無印色鉛筆の「いしいろ」で取りました。

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 鉛筆でも消せる色鉛筆でもないので、なるべく力を入れないで描いています。

 

 3分程度休憩してから、すぐに着色開始。

 そこから一気に塗り上げました☟。

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 苦戦したのが眼の部分です。

 ヤマネの顔の斜め後ろの上側から見ている為か、表情が見えにくくなるせいだろうと思いました。

 

 ちなみに、短時間で驚く程集中して描くことができ、喜んだのも束の間でした。

 何となれば、その後どんな塗り絵本を開いても集中できなかったのです(^_^;)。

 軽く燃え尽きたのでしょうか。

 

 そういう訳で、以下では近作を♫。

 タイル図案の塗り絵本(洋書)より、1点完成しました☟。

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画材:油性色鉛筆、サインペン、ボールペン(金色)。 

 この図案は東アジア的に見えます。

 1月に千葉で観た、後藤純男氏の日本画の色使いをテーマにして配色しました。

 また、"すやり霞"(空気の表現として描かれる、金色の横線)も入れてみました。後藤純男展で見た時から、塗り絵に応用してみたいと考えていた技法です。

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正面の画像だと目立たない為、斜め横から撮ってみました。

 すやり霞は、タイル図案に使ってもあまり意味がないかもしれませんが、後藤純男展の感想文的作品とすれば入れてもいいかな、と思い、自己満足の為に敢行しました。

 

 もう1点は『民族衣装のぬり絵ブック』から、完成作品の初お目見えとなります。

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画材:油性色鉛筆、ポスカ(黒)。

モチーフ:ブルターニュ地方の民族衣装。

 フランスのブルターニュ地方の民族衣装です。

 この線画の背景は当地のイメージを強める、"かきわり"のようなものだと解釈しています。あまり目立たせてもバランスが良くなさそうなので、夜空は塗らず、海や灯台も殊更に夜らしい色にはしていません。

 この線画の主役は民族衣装だと見なし、衣装の部分に注力しました。

 服部分の拡大画像です(部分)☟。
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 刺繍とレースが鬼畜なまでに細かい線画でした……(^O^;)。

 スカート部分は、UniカラーのDark greyで塗っています。温かみのあるグレーです。

 顔部分は、線画の頬辺りに丸く線が入っていて好みでないので、黒いPOSCAで肌部分を塗り潰しました。

 シルエット化したことで衣装も際立ち、思わぬ副効果となりました。

 POSCA、ハッキリとした黒色が出るにも関わらず裏に移りにくく便利です。気が付くとヘビーユーザーになっていそうで怖い(^_^)。

 

  以上、久々のぬいぐるみ描きと塗りかけ卒業キャンペーン進捗の報告でしたー♡。

 それでは、また〜(^^)/