こんにちは~。
最近"天平熱"が再燃し、『ぬりえ天平文様 うたかた』の文様塗り絵をせっせと攻略しています。
ここ数日で3点完成しました。
画材:油性色鉛筆、顔彩。
題名:「金銀鈿荘唐太刀」。
ネタ元となった正倉院御物は、聖武天皇が愛用したという刀剣です。
この刀剣の装飾部分が文様塗り絵になるとは思いませんでした(柔軟な発想!)。
3本のデュアルカラー色鉛筆を使い、それぞれ単色で塗っています。
構成色にオレンジを含む2色と、赤×黃で構成された"朱色"で、個人的に"オレンジ3兄弟』"と名付けたグループです。
この3色、至近距離で見ながら塗っていると、派手過ぎて美的感覚がおかしくなりそうでした…(^o^;。
丸いパーツ(ネタ元の刀剣では宝石が埋め込まれている部分)はキラキラ系の顔彩を使いました。
画材:油性色鉛筆。
題名:「葡萄唐草文緑綾」。
葡萄の葉、実、花を内包する3種の葡萄唐草文様が、縦に重ねられている文様です。
模様そのものが非常に端整なので、
「レースの模様だったら綺麗だろうなぁ」
と感じます。
そこで思い付いた通りレース風にすると行儀よくまとまってしまう恐れがある為、敢えて多色使いで塗ることにしました(^^)。
テーマは琉球舞踊です。
手持ちの配色本:桜井 輝子『日本の美しい色と言葉』(SBクリエイティブ、2018年)216-217ページに『琉球舞踊』という配色案があるのですが、ここに出ている色合いに納得がいかなかった為、自分で資料を見直して印象に残る色を拾い出しています。
紅型の着物や花笠など、この優美な宮廷舞踊の色彩的な印象を溶かし込むつもりで配色しました。
といっても、このテーマに対して文様の規模が小さく、単純に言っても塗る面積が小さかった為に、表現しきれなかった憾みが多少残りました💦。
琉球舞踊の配色テーマは、いつか別の文様でリベンジするつもりです。
画材:油性色鉛筆、サインペン、ボールペン。
題名:「蜜陀絵皮箱」。
前作の反省が半端に生きたか、規模のある線画を選びました。
画面全体に広がる、鬼畜なまでに細かい曲線の文様は、天平文様という色眼鏡を外せば、正しくアラベスク文様とも見えます。
配色テーマは、紫陽花の手水鉢でした。
近年、神社仏閣の手水鉢に紫陽花を沈めておく趣向が好まれているようです。その多種多様な紫陽花の色合いを紙面に写し取るつもりで塗りました。
アクセントとした明るい緑色は、『日本の美しい色と言葉』102-103ページの配色案:「芒種」にヒントを貰いました。
同書ではごく薄い黄緑色を挙げてくれているのですが、文様だと色が飛んで形が綺麗に出ない恐れがある為、もう少し濃い同系色と合わせて使っています。
華やぎも出したかったので、メタリック系のボールペンを5色(銀、赤、青、紫、緑)使いました。
以上、昨日までの活動報告を展開してまいりました。
今夜は塗り絵をしているものの、何も完成には至らないで終わりそう…💦
ただ、一週間の初日ですから、あまり無理をせずに早く寝ようと思います。
それでは、また〜(^^)/