こんばんは、風雅です(^o^)。
暑かったり激しい雷が鳴ったりと、8月らしい気候が続く今日この頃。
休みの日の昼間は外出する気が起きず、思いの外塗り絵が進んでいます。
今回は、そんな日々の活動報告をまったりと綴ります。
■水彩色鉛筆
最近、水彩色鉛筆のプリズマロ☟を積極的に使うようになりました。
過去にも記した通り、中学生時代に入手した年季物の40色セットで、大人の塗り絵を始めた時点での"初期装備"でもありました。
既に2本を使い切り、現在は38色が現役です。
と言っても、このプリズマロは使い勝手が気難しく、水彩色鉛筆自体の難しさもあってさほど使用頻度が高くない状態が続いていました。
ところが、6月末頃から、この水彩色鉛筆の使い心地に微かな違和感を感じています。
それは、ドライ(芯先が乾いた状態で鉛筆のように持って塗る塗り方)で塗る時に少しだけボソボソとする感覚があり、以前に比べて粉が出るようになったというものです。
外観には全く変わりがなく、原因はよく分かりません💦。
ーー私自身の塗り方が変わったのか。
ーー湿度・温度といった気象条件による、季節的な変動なのか。
ーー水彩色鉛筆自体が劣化し始めたのか。
色々な可能性が考えられますが、年季物である以上、劣化も十分にある事だと思われます。
「古い画材を持て余した挙げ句、使い残して劣化させてしまうのは悔しいな……」
そんな考えから「プリズマロが完全に劣化する前に使い切ろう!」と決心しました。
■匂わせ塗り
という訳で、まずは水彩色鉛筆中心で塗っている『海の楽園』の塗りかけページを1点仕上げることにしました。
このページ、実はある有名なTV番組を暗示した配色にしています。よかったら何の番組か考えてみてください。
ヒントは『出演者の着物の色』です(^^)。
画材:油性色鉛筆、ボールペン。
左右別々でも載せてみます。
(左ページ☟)
(右ページ☟)
…恐らく、大方の読者様はお察しかと思います。そう、『笑点』です♫。
ちなみに、紫色のクラゲの中程が黒いのは、"腹黒"キャラの暗喩でした(笑)。また、背景の緑、白、紺色は、ここ三代の司会者の着物の色を模しています。
このクラゲのページは自分にとって、初めて塗り絵でallusion(暗示、当てこすり)を表現した作品となりました。
こういう塗り方を何と呼ぶのか分からないので、さしあたって『匂わせ塗り』と名付けておきます。
一昨年の秋頃、常識的な配色や美的調和重視の配色に慣れてきて
「他に面白い表現の方向性はないかな?」
と思った時に、この匂わせ塗りを思い立ちました。
機会があったら、別の線画でも匂わせ塗りをしてみたいと思います。
■お絵描き
水彩色鉛筆を使って、ぬいぐるみのお絵描きもしてみました☟。
画材:水彩色鉛筆、ドローイングペン。
モデルは届いたばかりの仔鹿です☟。
水彩色鉛筆で輪郭を描いてから着色し、最後にドローイングペンで必要箇所に線を書き加えました。
水彩色鉛筆画家の杉原美由樹さんの流儀をなぞってみたのですが、この流儀で思うように描けるまでに道は遠い印象でした💦。
■ケルト風マンダラ
油性色鉛筆での塗り絵も進めています。
珍しくオレンジ色を敢えて使ってケルト風マンダラを塗り上げました☟。
出典:"Celtic Mandalas Coloring Book."
画材:油性色鉛筆、サインペン、ボールペン。
配色テーマ:「夜闇に光り輝くもの」。
花火や蛍の輝きをイメージし、モチーフが浮き上がって見えるように地を黒く塗り潰しました。
■女郎蜘蛛さん再生プロジェクト
ちなみに、先日話題に出した人物塗り絵は、結局まだ塗り始めていません…(^o^;。
というのは、塗りかけて躓いたまま、ずっと保管していた未完作品を引っ張り出してきた為です☟。
出典:『百妖行・玉人歌』。
画材:水彩色鉛筆。
「プリズマロだけで塗ってみよう!」
と意気込んで着手したものの、背景が綺麗に塗れず、やさぐれて投げ出したものでした💦。
画題が妖怪・女郎蜘蛛で、虫嫌いの風雅にとってはこの本の中で最も熱意の湧かないページでした。
とは言え、この作者の絵が好きなのです。
手持ちの塗り絵本の中で最も好きな描き手と言え、失敗したからと処分することはできませんでした。
割と諦めが悪い性格でもあり、収拾不可能だとはっきりするところまでは進めてみることにしました。
既に失敗しているページを塗っている為、正直に言ってやらかした部分が視界に入って心が波立ちます…(´Д⊂ヽ。
一方で、人物部分が無傷なのは救いです。
ここは人物をきっちり塗ってから、バランスを見つつ背景の収拾に当たるのがベストと考えました。
という訳で、暫くはこの女郎蜘蛛さんの救済が"本筋"となりそうです。
■終わりに
以上、最近の活動内容の主なところを並べてみました。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
それでは、また〜(^^)/