塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

8月後半の塗り絵と初紹介の塗り絵本。

 こんばんは~。

 台風の季節ですが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。

 季節の移り変わりとは対照的に、風雅の塗り絵制作は亀の歩みで進んでいます。

 前回記事以降8月末までに3点の塗り絵が完成しました。

 

■背中向きの女性

 最初の1点は、今夏のテーマ(?)、アフリカ絡みの作品です。

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出典:"African Glamour Coloring Book."

 遠近感や立体感は二の次!

 躍動感のある"うねる色彩"を目指して塗りました。

 衣服の地色や花モチーフの一部、外枠部分にミックス色鉛筆を使っています。

 

 出典の題名:"African Glamour Coloring Book"は、初めてお目にかけたのではないでしょうか。

 意訳すれば"アフリカ美人の塗り絵本"の意になる本書は、Marjorie Sarnat 及びCia Slater両氏の共著です。

 モチーフの多くに大きめの柄が入る、大胆な画風ですが、人物の肌が黒いシルエットで表されているので、色を着けてもまとまらないことはない…と思います。

 ちょっと怪しい書き方をしているのは、

「配色で下手を打つとまとまらないかも?」

と危ぶんでいる為。何と言っても、柄が大きいですからね……。

 油断して足元を掬われる可能性も十分にありますが、このギリギリを攻めるスリルが楽しい本なのだと見ています(※個人の感想です)。

 

■アラビア風の幾何学文様

 前回の記事でクリッカートPL12色の試し塗りの画像を上げました☟:

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 このページを早々に塗り進め、下の作品が完成しました☟:

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画材:サインペン、メタリックマーカー。

出典:"Vive Le Color! Arabia."

 クリッカートの色見本を埋め込んだ以外は何ら変哲のない出来上がりですね〜。

 とは言え、上の色見本の状態から塗り進めるに従って印象が変わってくるので、作業中が楽しい作品でした。

 線画内の"枠"部分はダークグレーのメタリックマーカーを使用しています。

 

■レースモチーフのマンダラ

 マンダラも1点塗り上がりました☟:

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出典:"125 Mandalas: Adult Coloring Book."

 各所に見られる縁の模様は、レースを模したようにも見えます。

 私はレースそのものというより、レースペーパーを連想しながら塗りました。

 

 ちなみに、この本の題名も本ブログでは初登場ですね。この本についてはやや長くなるので、次章で述べます。

 

■"125 Mandalas: Adult Coloring Book" 

 書影が無くてごめんなさいm(_ _)m

 風雅の腕では綺麗に撮れません(泣)。

 

 著者はColoring Book Cafe氏です。

 実は今春ギリシャ風マンダラの塗り絵本:"Greek Mandalas Coloring Book" をコンプリートしました。

 もう少し同じ著者のマンダラを楽しみたくなり、本書を買ったという訳です。

 ペーパーバックなのに分厚い本です。

 題名通り125点のマンダラが片面印刷で収載とあれば、厚いのは道理も道理。

 具体的には、この著者に25点ずつ収載したマンダラ塗り絵の既刊が5冊あり、それを余さず再録して125点となっています。

 その5冊の既刊は以下の通り:

・"Greek Mandalas Coloring Book" 

・"Classic Mandalas Coloring Book"

・"Ethnic Mandalas Coloring Book"

・"Gemstone Mandalas Coloring Book"

・"Stained Glass Mandalas Coloring Book"

 ーーそう、コンプリートしたばかりの"Greek Mandalas Coloring Book" が重複しているのです💦。

 しかし、各書を個別に買った場合の3冊相当の値段で本書が売り出されていた為、それでも割安と見て購入に踏み切りました。

 

 ちなみに、前章のレースモチーフのマンダラは恐らく"Classic Mandalas Coloring Book"由来と思われます。

 線画個々の解説もインデックスもないので絵柄からの憶測ですが、"Classic〜"はマンダラと言われてパッと思い出しそうな、マンダラらしいマンダラを集めているようです。英語辞典的に言えば、"classic" は "標準的な/規範的な" という意味で理解するべきなのでしょう。

 

 9月になってからの活動報告はまた別の記事にて記します。

 それでは、また〜(^^)/