塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

ブログ開設3周年♫

 こんばんは〜。

 掲題の通り当ブログ『塗り絵をめぐる冒険』は開設から3周年を数えましたヽ(^o^)丿

 週によって更新頻度にかなりバラつきがある気まぐれなブログですが、ともかく続けて来られて嬉しく思います。

 これも読者の皆さまあってのことと、感謝申し上げます。

 今後もよろしくお願いします(^人^)

 

 さて、報告が遅くなりましたが、昨秋、吉祥の顔彩72色セットを入手しました。

 直後に旅行に出たり、燃え尽き症候群になったり腰痛になったりして、まだほとんど馴染めていません💦。  

「とにかく使って慣れていこう」

ということでスローペースで進めていた作品があり、先日完成しました☟:

f:id:white_fuga:20210201101658j:image

画材:顔彩、水彩毛筆、ボールペン、ドローイングペン、アイシャドウ。

題名:「筒井筒(伊勢物語)」。

出典:林 静一『林静一の世界ーー②雅』。

 線画は下の本に収載されています☟:

f:id:white_fuga:20210201101731j:image

 題材となっているのは『伊勢物語』にある「筒井筒」の話です。男女の幼馴染み同士が幼い頃から互いに好意を抱いていて、成人後に結婚したという話。その出逢いと交流の場であった井戸が描かれています。

 この本の線画は薄紅色の描線で描かれているので、先に描線を水彩毛筆の細筆とドローイングペンでなぞってから顔彩で塗りました。

 背景と障子紙はアイシャドウでサッと着色しています(画像ではあまりよく写っていませんが)。

 女児の着物の蝶文様はデュアルメタリックボールペンで描き込みました。

 顔彩で着物の地を塗ってみて、筆を使うのは難しい、と改めて感じました。

 正直なところ、この画材にどういう特徴があるのか、私はまだよく分かっていません。

 ただ、透明水彩より量感のある発色具合は期待した通りでした。うまく言えませんが、実体のあるものを表現している満足感を感じるのです。

 この画材には、これからゆっくり慣れていきたいと思います。

 それにしても、井戸端というと、おば様方の会議場というイメージが強いのはワタクシだけでしょうか?

 "井戸端会議"からの連想で障子に覗き穴を開けたり、見守るおば様の頭部を描き込んだりする誘惑に駆られました。微笑ましい初恋の情景が台無しになるので何とか堪えましたが。

 

 その他の作品も披露させて下さい。

 週末は風邪を引き、文様塗り絵だけが進みました。結果、2点が完成しました。

 1つは額縁型のタイル図案です☟:
f:id:white_fuga:20210201101759j:image

画材:ボールペン、サインペン、メタリックマーカー、ドローイングペン。

出典:"Decorative Tile Designs Coloring Book."

 自分視点では珍しい色の組み合わせになった気がします。

 原因は恐らく、妙な冒険心に駆られて、最初に鮮やかなオレンジ色を配置したこと💦。

 この色を画面上で"浮かずに目立つ"差し色に仕立てようと考えていった結果、上のように仕上がりました(笑)。

 

 ケルト風マンダラも1点塗り上がりました。

f:id:white_fuga:20210201101819j:image

画材:サインペン、ボールペン、ポスカ、メタリックマーカー、水彩毛筆、顔彩。

出典:"Celtic Mandalas Coloring Book."

 メインモチーフは、ケルト名物の動物を組み込んだ組紐文様。現代人とは異質の感性の産物だな、とこの種の文様を見る度に感じます。

 勢いで一気に塗れた反面、線画の面白味を活かしきれず悔いが残りました。

 次のケルト風マンダラでリベンジしたいと思います。

 

 以上、ここ数日間の完成作品を振り返りました。

 実は、今年は月毎に"拘りのモチーフ"をざっくり決めておき、できれば何点か塗り上げるようにしたいと考えています。

 塗る線画に迷った時に方針があれば選びやすくなるかな、と考えてのゆるい試みです。

 1月の間は、"雪"と"椿"と定めていました。

 "雪"関連はマンダラ1点、"椿"関連は着物の柄で1点の完成でした。
f:id:white_fuga:20210201204612j:image

f:id:white_fuga:20210201204629j:image

 こういう具合で2月もゆるく続けてみます。

 2月の"拘りのモチーフ"は、"雪"と"ハート形♡"と"梅"としました。ハート形は、バレンタインデーがあることに由来します。

 うまく機能するか分かりませんが、よかったら見守ってやってください(^人^)。

 

 それでは、また〜(^^)/