塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

2022年11月の塗り絵。

 こんばんは〜。

 唐突かつ今更の感が拭えませんが、昨年末に予告したまま公開できていなかったので、11月の完成作品をまとめて並べてみます(^^)。

 

■月例企画:月イチ天平文様

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題名:「銅薫炉(どうのくんろ)」。

画材:サインペン、メタリックマーカー、ボールペン。

出典:『ぬりえ天平文様 さわらび』.

 月例企画の天平文様です。

 ペン類で制作しました。

 この線画がなかなか面白くて、全体は6つの円を外縁に配しながら、各円形の内側に5弁花のような対称形を擁しています。

 恐らくそのせいで据わりが悪く見えますが、これも持ち味なのでしょう。 

 こういうひねり方、私は好きです。塗っていて楽しい作品でした。

 

■最も力を入れた作品

 既に披露したものですが、片手間ではなく気合を入れて制作する作品("本筋")が11月初旬に久々に完成しました。

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画材:油性色鉛筆。

出典:『ヴィクトリアン幻想図鑑 黒イ森ぬり絵ブック』(2022年、パイインターナショナル).

題名:「私の小さな願い−オパール−」

 制作の詳細は以前に記事にまとめましたので、本稿では割愛します(関心があれば下記へどうぞ♬☟)

 

エスニック系の文様塗り絵

 所謂"世界の文様"と括られる作品群は3点完成しました。

 まず1点はグアテマラ織りの文様です☟:
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画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、水彩毛筆、ポスカ。

出典:『ぬりえBOOK 世界のデザイン帖』.

 グアテマラ織りは原色使いが特色だと聞いたものの、漫然と原色を散りばめると収拾がつかなくなりそうで、夕焼け空のイメージで配色しました。

 

 2点めはスウェーデンの「ダーラへスト」。北欧雑貨で見かける馬の置物です☟:
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画材:油性色鉛筆。

出典:『ぬりえBOOK 世界のデザイン帖』.

 制作方針は"ベタ塗りで可愛く"♬

 メインモチーフの馬たちは鮮やかに、背景の模様はグレーっぽい色合いにすることで、互いの邪魔にならないように塗り分けています。

 左側のページ☟:
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 右側のページ☟:
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 文様塗り絵の見開きページは大抵片側でお腹いっぱいになる風雅ですが、この線画は横長でこそ活きるデザインだと感じたので、珍しくきっちり塗りきりましたよ!

 

 上の2枚とはうってかわって3点めはアラビアの文様です☟:
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画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、水彩毛筆、ポスカ。

出典:"Vive Le Color! Arabia."

 

■マンダラ塗り絵

 マンダラは3点あり、いずれも出典は"125 Mandalas"でした。  
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画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー。

 葉っぱだらけの線画です。

 少しずつ葉が色づく中秋の雑木林をマンダラに投影するイメージで制作しました。


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画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、水彩毛筆。

 更に黄葉が進んだ晩秋の色彩をイメージして塗ったものです。

 実はこの作品、ペン15本以内で着色する"縛りルール"を適用しており、同系色でどれだけ出来るかの試みでもありました。

 実際には何本使用していると思われますか?回答は本記事の最後に記します(^^)。


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画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー

 制作時のテーマは「赤と紫の濃淡にダークグレーを絡めてみよう」というものでした。

 

■終わりに

 以上、昨年11月の作品を振り返って参りました。

 そこそこの充実感を覚えながら制作していた時期だったので、記憶が風化する前に記事にまとめられてホッとしています。

 

 最後に前章のクイズの答えは14本です!

 当たった方は素晴らしい観察眼をお持ちだと確言できますので、大いに誇って下さい(^o^)。

 

 それでは、今回はこの辺りで。

 ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。