塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

盛夏の塗り絵。

 こんばんは〜(^^♪。 

 ここ数日、次の"本筋"を何にするか考えながら、"横道"の制作を進めています。 

 相変わらずのかけもち制作で、そのうち完成に至った作品はごく一部ですが、マイペースに楽しんで塗っております。

 

 さて、今回は久しぶりとなる塗り絵本の作品から掲載させて下さい:

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画材:サインペン。

出典:"Escape to Shakespeare's World."☟

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 本の題名にシェイクスピアとあるのに相応しく、ページの真ん中には彼の代表作:『真夏の夜の夢』の一節が引用されています。 

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 この英文の内容が気になったので、試みに訳してみました(※演劇詩の科白である為、多少構文を崩しても耳当たりが良いように整えておりますが、決定的に間違っていたらご指摘下さい)☟:

「ある土手に心当たりがあるーー

その土手では野生のタイムが風にそよぎ、

セイタカセイヨウサクラソウ

頷くように揺れるスミレが生い育つのだ、

甘美なスイカズラ

甘く薫るマスクローズや野ばらに

覆い過ぎという程に

しっかりと覆い隠されながら」

 きらきらしい詩句が散りばめられているものの、要は香り高い花々が咲き乱れる土手の話をしているようです。

 この線画は、上の詩句から喚起されるイメージを描いたものでしょう。

 文字で読むと恋人同士の密会場所を匂わせている気がするのですが、線画はそこまで踏み込んではいませんね(^o^;。

 描き手の慎み深さに倣い、風雅も健全なお花畑として塗りました(笑)。

 画材はサインペンです。

 『プレイカラーK』という銘柄のペンを主に使いました。

 線画の描線が太めで力強い為、

「ペンでベタ塗りするほうが線画と着色のバランス(強弱)が釣り合うのではないか」

と考えて試してみたものでした。

 個人的には好感触です(^^)。

 裏に滲みもしなかったので、本書で使える画材の選択肢が広がりました♫。

 

 その他の完成作品は3点。

 うち1点では、文様の中央に自分で描き込みをしてみました☟:

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画材:サインペン、ボールペン、油性色鉛筆。

出典:"Vive Le Color! Arabia."

 中央のグラスは、津軽びいどろ(※和ガラスの一種)の画像を参照しながら油性色鉛筆で描きました。

 塗り絵に描き込みをすると、否が応でも個性が際立つ利点があり、お絵描きの達成感も感じられる為、お得感がありますね(*^^*)。

 

 残る2点はケルト風マンダラでした。

 出典はいずれも"Celtic Mandalas Coloring Book"です。

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画材:油性色鉛筆、ボールペン。


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画材:油性色鉛筆、ボールペン。

 

 "Celtic Mandalas Coloring Book" は今年中にコンプリートしたいという考えが、最近浮上してきました。計算したところ、月4枚ペースで塗れば実現可能と分かりました。

 従って、1週間に1枚程度はケルト風マンダラが登場することになりそうです。

 どうか(生)温かく見守って下さい(^人^)。

 

 ちなみに次の本筋は、着物美人にするかギリシャの民族衣装姿の女性にするか、の2択で迷っております。

 どちらにせよコスチューム系となる辺り、今月も趣味全開ですよね……(^o^;。

 と、あまり締まらない話題ですが、今日はこの辺りで区切りとしたいと思います。

 皆さま、どうぞ安全で楽しい週末を。

 それでは、また〜(^^)/