こんにちは〜。
昨夜、10月1日の記事で少し触れた「ジャンヌ・ダルク」が完成しました。
出典はEriyさんの最新作:『世界一周なぞり描き〜歴史を楽しむ旅〜』(2019年、パイ・インターナショナル)です。
先月出たばかりで他の方の作品を参考にすることができなかった為、今回はジャンヌ・ダルクを描いた絵画や中世史のコラム等を参照しつつ制作しました。
画材:油性色鉛筆、ボールペン(シグノ白)。
制作日:2019年10月1-6日。
実は、細かい線がないのに油断して
「このページは気楽にペロッと塗ろう」
と思って塗り始めたのです。
しかし、輪郭をなぞらずに色を塗るとなると、ある程度質感の違いを出さないと画面が引き締まらないものだと、塗っているうちに分かりました。
そういう訳で、髪の毛や髪飾りを塗る時は風雅なりに(笑)頑張っています。
金属の質感が特徴的な鎧と剣も、画像検索しながら塗りました。
鎧はミックス色鉛筆〈はいいろ〉で薄く下塗りしておき、黒・スレートグレー・シルバーグレー・シルバーで濃淡をつけた後、暗く見せたい部分に三菱Uniカラーのブルーグレー(567)☟を重ねてみました。
剣は持ち手の描写にもこだわりました。
革紐が巻き付いて見えるよう、赤茶色の下塗りをしてから、尖らせた黒い色鉛筆で紐を描き込んでいます。
武器・防具は金属塗りの経験値が低くて手探りでしたが、とても勉強になりました。
背景は、フランス滅亡秒読みの情勢に光明をもたらした功績の暗示で、茨の輪の内側だけ青空にしました。
余談ですが、ジャンヌ・ダルクは歴史画の題材として大人気なようで、実に多くの西欧の画家が彼女を描いています(Googleで色々出てきて驚きました…)。
油彩画だと鎧や剣の重厚感が素晴らしくて、塗るのを忘れて画像に見入ることもしばしばでした〜(*^^*)
「ジャンヌ・ダルク」制作後、余勢を駆って同書の扉ページも塗り上げました。
画材:油性色鉛筆。
扉ページは描線が濃い青色で描かれ、普通の塗り絵になっていました。
以上、「ジャンヌ・ダルク」完成報告でした。
次は何を塗ろうかな…と、現在は候補絞り込み中です。
よかったらまたお付き合い下さい。
それでは、また〜(^^)/”