塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

9月の塗り絵。

 こんにちは~。

 涼しくなるにつれて塗り絵欲と物欲が増してきている風雅です。

 今月は重陽節句を塗り逃し、痛恨の思いを味わいましたが、10月のハロウィンは少なくても1点は塗りたいもの。

 と言いながら、昨日手を着けた新作は天平文様でした。……秋というと正倉院展の季節でもあり、持病の天平熱がぶり返すのです。

 熱が治まるまでに完成まで到れるよう、こちらも頑張ります。

 

 所信表明も出来たところで、9月ここまでの完成作品5点を報告させて下さい。

 まず、数年来塗りかけだったタイル図案の塗り絵を1点仕上げました☟:

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画材:油性色鉛筆、サインペン、ボールペン。

出典:"Elegant Tile Designs Coloring Book."

 9月前半は暑かったので、泉のモチーフや青系統が多い画面は気持ちが乗りました。

 鳥2羽は顔が可愛くなかった為、黒く塗りつぶしてシルエットにしています。

 

 マンダラも2点、ともに前回紹介した"125 Mandalas" から塗り上がりました。2点とも数日内での

 1点は、私的に「空色とフューシャピンクの対話」と題しているものです☟:
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画材:サインペン、ボールペン。

 空色とフューシャピンクの間にクッションとなる異系統の薄い色を殆ど使っていない為、非常に主張の激しい画面になりました。

 どうやら、応酬は活発でも合意に至らない対話だったようです(笑)。

 

 もう1点はターコイズブルーとすみれ色をメインカラーにして塗りました。

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画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー。

 マンダラ内部に"空き"のない、密な線画です。

 この種の具象性の低いモチーフを連ねたマンダラには、空間恐怖症かとツッコミ入れたくなる程隙間なく描線を入れている線画がしばしば見受けられます。

 "蛇足"と感じる描線を無視するか尊重するか、毎回迷うのですが、本作では尊重する方向を選びました。

 外縁近くの銀色のマーカーで塗った辺りがその"蛇足"な線の界隈です。

 マンダラ塗り絵をしている他の方は、こういう"蛇足"線に遭遇した時どうしているのでしょうか……?

 

 『ぬりえBOOK 世界のデザイン帖』から1点、「ブルガリアの刺繍」のページが完成しました☟:

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画材:サインペン、メタリックマーカー。

 正直なところ、塗り応えの点ではやや物足りない線画でした。TVを観ながら気楽に塗りました。

 

 季節の塗り絵も1点仕上がりました。

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題名:「花扇」。

出典:石村和代『花ともよう 四季の塗り絵ブック。

 初秋の花モチーフに和の文様を組み合わせた、石村氏らしい線画です。足かけ2か月位で、少しずつ塗り進めました。

 

 以上、9月ここまでの作品の報告でした。

 それでは、また〜(^^)/