塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

フランス見聞録 その5〜9/17 ルーアン日帰り旅編〜

 こんばんは〜、風雅です(^^)/

 フランス見聞録の続き:ルーアン見学編をお届けします。

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■9/17

 ロワール地方からパリに戻った翌日、つまり9/17は、ノルマンディー地方の玄関口であるルーアンに日帰り旅行しました。

 パリのサン・ラザール駅からルーアンまで、鉄道の旅となります。

 サン・ラザール駅は外観も内部も美しい建物で、印象派の絵画にも描かれたことがある為、名前を聞くだけでときめく駅でした。

 もちろん、内側は現代仕様になっていますが、始発駅独特の開放感があって心地よい空間です。

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…もっとも、列車が着けば乗降客に溢れかえり、さほど広くないホームは気疲れする程混み合いますが^_^;。

 

 ルーアンは、ノルマンディー地方に向かう特急列車の、最初の停車駅でした。

 ルーアンの駅舎も大きくて瀟洒です☟。

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 しかし、街の規模はパリよりもずっと小ぢんまりしています。閑静な街並みを横目に、主だった観光エリアまでのんびり歩きました。

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 旅行の計画中に

ルーアンに行きたい」

と言ったのは妹でした。印象派の巨匠:モネの描いた大聖堂が観たいというのです。

 ならば、とまずは大聖堂に向かいます。

 メインストリートから大聖堂に至る石畳の通りに入ると、途中に大時計が見えました。

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 団体様や車両とすれ違いつつ、くぐり抜けながら見学します。

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 こういう豪華な時計が作れたということは、往時のルーアンはそれなりに繁栄していたのだろうな、と感じました。

 

 大時計を通り過ぎると、すぐにルーアン大聖堂の尖塔が見えてくるので、その方角に向かって歩いていきます。

 大聖堂に近づくにつれ、期待感で胸が高鳴ってきました。

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 入り口前は広場になっており、人の往来に気を付けながら、細部を観察します。装飾が物凄く細かいのですが、オペラグラスで覗くと首がない人物像も時々見つかりました。

 ルーアン大聖堂に代表されるゴシック建築というものは、一種、極端な進化を遂げた石造建築なのかと思います。

 手入れは容易ではなさそうですよね^^;

 

 大聖堂の周辺にいる間に空が曇ってきました。風も強く感じられたので、内部を見学する前に近くのカフェで休憩しました。

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 温かい飲み物とマフィンを頂きます。

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 家族が市内の散策案を話し合っているのを聞きつつ、お絵描きをしました☟。

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画材:油性色鉛筆。

 当地ルーアンの大聖堂です。

 自分で撮った画像を見ながら描きました。

 全く思うように描けなかったにも関わらず、とてもウキウキしました。これは確実に"聖地巡礼"効果でしょうね〜^^;。

 

 体が温まったところで、大聖堂の内部を見学しに行きました。

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 聖堂内は高い所から自然光が入ってくる造りになっていますが、全体的に暗く、その分ステントグラスが綺麗に見えます。

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 維持管理が大変そうなので、人生初の献灯もしてきました。

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 私が聖堂内の荘厳な雰囲気や建築にポーっとのぼせつつ、ゆっくり奥までたどり着いた頃、とっくに見学を終えて待ちきれなくなった妹に"捕獲"され、見学は終わってしまいました…(ToT)

 

 大聖堂を出た後は、名建築と名高いサンマクルー教会に向かいました。

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 この教会前に数軒レストランがあり、そのうちのイタリアレストランで昼食にしました(フランスまで来てイタリア料理…💦)。

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 父母が歩き疲れたと言うので、ここからは後ほど駅で待ち合わせることにし、食後は妹と2人で街歩きを続けました。

 尖塔を見かけて行ってみたら、壮麗な教会に行き着いたり…
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ジャンヌ・ダルクが火刑に処された広場を見たり…
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ーと、狭い旧市街を歩いて散策しました。

 観光地ですがのんびりした雰囲気の街で、街歩きはしやすかったです。

 

 帰りの電車はほぼ定刻に来て、あとは終点パリのサン・ラザール駅まで再び鉄道の旅となりました。

 夕食は毎度恒例、スーパーでの買い出しで済ませました。

 

 9/17の記録は以上です。

 翌9/18は、パリ近郊のイル・ド・フランスを観に行くのですが、それは次回とさせて下さい。

 それでは、また(^^)/