こんばんは。
今回は気軽な新着アイテムのご紹介です。
新着と言いつつ、8月半ば以降に入手したものの一部なので、まったりムードで(笑)、書き進めてまいります。
■虹色鉛筆
名前の通り、芯に7色の顔料が合わさっているミックス色鉛筆です。
単独で塗ると下のようになります↓。
自然なグラデーションが出来るのが面白い半面、何色から何色へのグラデーションにするかコントロールが難しい、"パルプンテ"なアイテム(笑)。
風雅は模様系の線画に多用しています。
(着色例)
模様に使うと、部分的に無秩序感が出せて、塗っていて楽しく感じます。
但し、7色も使われている為、不用意に重ね塗りすると"闇色"めいた暗い色になります。
虹の彼方には闇……含蓄がありますね(笑)
■コクヨ製ミックス色鉛筆
虹色鉛筆で「ミックス色鉛筆って面白い!」と感じたので、虹色よりは芯色が少ないミックス色鉛筆のセットを買ってしまいました。
このセットはどれも色味が鮮やかで、塗っていてウキウキしてきます(*^^*)
ただ、小さなお友だちが使うのを想定して開発されたらしく、軸が太くて細かい塗り絵には使いにくいという難点も…💦
大きなお友だち向けに軸を細く長く改良したバージョンを出してくれないかなぁ、と切実に感じます(コクヨさん、是非前向きに検討願います(^人^))。
専用ブレンダーは無さそうなので、プリズマカラーのブレンダーペンシルも同時に買いました(上の画像にも映り込んでいます)。追い追い試してみたいと考えています。
(着色例)
※左上と右下の組紐に使用。
9月半ば、文様塗り絵の本を1冊買いました。藤野千代『ぬりえ天平文様 たまゆら』という本です。
実は、『ぬりえ天平文様』は、正倉院の宝物から起こした文様を載せたシリーズです。購入店の棚には他に4種類ありました。
この本は、ほぼ衝動買い。
奈良旅行を目前に控え、何となく"天平"という文字を見るだけで気分が高揚していた時期で、財布の紐が緩みました(^^;
購入後、早速1枚試し塗りを開始。
細かいので小まめに色鉛筆を尖らせるのが面倒なものの、厚めのベタ塗りでもそれなりに仕上がるのがありがたいところ。
なお、模様部分の背景は、先に紹介したミックス色鉛筆です。背景に塗ったらどんなふうになるのかと思っていましたが、期待した程の躍動感は出せませんでした(^^;
そんな計算違いがあっても、正倉院御物の文様を塗る時間は幸せです。
実は風雅、天平美術が大好きなのです。
この時代の美術はユーラシア大陸の影響が色濃く、形も色彩もエキゾチック。加えて悠揚迫らぬ気品があります(人間で喩えれば、民族衣装を纏った外国の王族のイメージ)。
本書に収載された文様も、形が洗練されている分、けっこう大胆な配色でも合いそうな印象を受けました。
これからも
「天平美術、半端ないって~❤」
などと呟きながら、楽しく塗っていきたいと思います。
以上、今回は3種類の新着アイテムに触れました。今後の記事でも登場するかと予想されますので、よかったらご注目下さい。
それでは、今日はこのあたりで(^o^)/