こんばんは〜。
ここのところの冷え込みで、南関東は思いがけず桜の季節が長続きしています。
ソメイヨシノはすっかり葉桜となりましたが、数日前は近所の川辺で八重桜が満開でした。
今日春の嵐が来たせいで、ずいぶん散ってしまったかもしれません💦。
身近な桜の季節が完全に終わる前に…と、数日来「流水に桜」の和柄を塗っていました。
画材:油性色鉛筆、顔彩、水彩毛筆。
出典:『京のみやびな和柄』。
写実ではなく、様式化された桜と流水が描かれているので、混色をあまりせず、モチーフの形が際立つように着色しました。
金色の霞は日本画の様式に倣ったもので、顔彩で塗りました。
また、流水の中に走る濃い青灰色の線は、水彩毛筆:「彩」の極細・水浅葱色で描き入れました。
色鉛筆のみで流水を塗るよりはメリハリが出せたのではないかと思います。
上の桜と同時にもう1点の和柄も進めました。そちらも昨日完成しています☟。
画材:油性色鉛筆、顔彩、ボールペン。
出典:『京のみやびな和柄』。
このページは宝相華文様がメインです。
始めた時は桜吹雪を背景に散らしてみようと思っていたのですが、画面上に綺麗に収められなくなると思い、桜アレンジは止めてしまいました(^o^;。
その分、梅の花が散らされた部分の地色を濃くし、金色の顔彩で輪郭を際立たせてメリハリがつくように工夫しました。
このページの制作中、実は水滴を零してしまう粗相がありました^^;☟。
お気に入りの線画だった分ショックで、闇から闇に葬る案も脳裏をかすめたのですが、
「撤退しなくてよかった」
と今は思います。乾いて日が経ったら、水滴の後は殆ど分からなくなりました♫。
以上、近作の和柄2点をご覧頂きました。
それでは、また〜(^^)/