塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

【月例】グレースケール、始めました。

 こんばんは〜。

 9月初旬、新しい塗り絵本を買いました。

 今度の新刊は洋書♡。Alena Lazareva 著の"Victorian Coloring Book" というコスチューム系の塗り絵本です。

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 中身は、英国のヴィクトリア女王が君臨した時代の女性が描かれています。

 ただ、私にとって目新しい点は、グレースケールの本だということでした。

 

 グレースケールとは、無彩色の濃淡で描かれた絵のこと。

 塗り絵本の場合は、その無彩色の絵の上から色を着けていきます。

「元々陰影がついているから、あまり真剣に濃淡で頭を悩ませる必要がないよ」

という話も聞きますが、果たしてそんな美味しい話があるのか……💦。

 物は試しと、早速1枚、油性色鉛筆で塗ってみました。

 

 選んだページは、貴婦人1人の立ち姿を描いた絵柄です。持ち物なし、背景なし、ペットも花もなしで、一見して取っ付きやすい印象を受けました。

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 初めに肌の色を塗ってから、面積の広いスカートの攻略にかかります。

 オーバースカートにも進出☟。

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 オーバースカートは下のスカートよりも厚みのある素材をイメージし、濃く塗り込みました。

 上半身はブラウスのつもりで、薄青色で塗ります☟。

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 そのまま衣服や帽子を塗り進めていき、飽きた所で背景に移りました。

 背景は、ミックス色鉛筆の「あおみどり」色で下塗りした後、単色のエメラルドグリーンを重ねて整えています☟。
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 更に細部まで塗り込み、オーバースカートの裾と帽子の花飾りに金色のボールペンでアクセントを加えて完成しました☟。
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画材:油性色鉛筆、ボールペン。

 

 グレースケールは、今回が初挑戦でした。

 実際に塗ってみると、線描による線画とは勝手が違います。

 正直に言ってかなり戸惑い、頭を悩ませながらの制作となりました。作業中に疑問や仮説が様々生じ、未だに整理しきれていません…💦。

 今後、この本を通してじっくりゆっくりグレースケールに合う塗り方を模索していければいいな、と思います(^^)。

 そして、そうした事情もあり、かねて検討中にだった"月イチ"企画も本書を対象とすることに決まりました。

 という訳で、来月以降も1ヶ月に1枚ビクトリア女王の時代の女性達を塗っていく予定です。

 グレースケール攻略、引き続き頑張ります🧐。

 

 ここまで書いたところで夜が更けてきた為、今日はここまでとしたいと思います。

 本日もお付き合い頂き、ありがとうございました♡。

 それではまた〜(^^)/"