塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

5月前半の塗り絵

 こんばんはー、風雅です。

 ギャラリー記事以外だとほぼ1ヶ月半ぶりの更新ですね。

 何となれば、ワタクシ、4月は2回も旅行に出かけてしまい、そのせいで完全に生活ペースに変調を来しておりました。

 旅行先は高原の遅い春の信州☟とーー

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新緑が眩しい奈良県吉野山☟でした。
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 旅行期間は4月上旬に信州に2泊3日、中旬に吉野山に1泊2日と短いものでしたが、その後10日以上、私的な時間を虚脱状態で過ごしてしまいました……(・・;)。

 4月はそういう有り様だったせいで、なんと前回以降1点も完成を見なかったのです。完成に向けて集中を高めていくことが出来ないと、塗り絵をしていても作品は完結しないものだな、と改めて感じました。

 

 ようやく気力が戻り始めたのは、GWに入ってからのこと。

 新たな本筋として、『大人の塗り絵 ヨーロッパの民族衣装編』所収のギリシャのページを塗り始めました。

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 こちらは未完成で、現在も鋭意進行中です。

 

 その裏で進んだのが"African Glamour Coloring Book"です。この本については、GW後半から立て続けに3点仕上がりました。

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画材:油性色鉛筆。


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画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー、水彩毛筆。 


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画材:油性色鉛筆。

 

 色合いは何れも緑と茶色の系統がメインですね。

 1冊を通してのテーマを設けている訳ではなく、"アフリカ"というキーワードからくる連想のままに塗ったらこうなりました(笑)。

 

 和のものも1点あります。

 花霞がテーマの線画を塗り上げました☟:

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画材:油性色鉛筆、顔彩。

出典:石村 和代『美しい和柄と四季の花 ぬり絵ブック』(2022年、パイインターナショナル).

題名:「桜霞」。

 この文様は、薄紅に霞む花盛りの野山を象徴的に描いたものかと感じ、そんな解釈に基づいて着彩しました。

 固体のモチーフが図案化された桜だけなので、油性色鉛筆の他にキラキラ系の顔彩も使っていますが、それでもなお単調に見えるかもしれません(^o^;。

 そういえば、報告が後になりましたが、こちらは新着本の第一号でした。

 ライト系和柄でお世話になっている石村和代氏の著作で、『美しい和柄と四季の花 ぬり絵ブック』という題名です。

 本自体は2022年末頃の発行で、「花和柄ぬり絵シリーズ」とシリーズ名が明記されています。描線もグレーに変わり、黒い描線で描かれた5冊の既刊とは装いを新たにしているのかな、という印象でした。

 正直なところ、グレーの描線にあまりいいイメージがなくて手を出しかねていたのですが、塗ってみたい線画が何点も見つかって挑戦することにしました(^^)。

 

 マンダラは『healing mandalas 心を鎮める、マンダラヒーリングbook』付録の小品が1点塗り上がりました☟:

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画材:サインペン、ボールペン、メタリックマーカー。
題名:マンダラカード『地』。

 小型のマンダラです。

 形が形だけに、勲章のようになってしまいました(笑)。

 本にはお守りとして持ち歩くようにとの奨めが記されていますが、毛頭そんな意図はなく、ただ楽しむことだけを考えて制作しています。

 そういえば、このマンダラも線画は鉛のようなグレーの描線で描かれています。このグレーの線が見ていて落ち着かない為、隠蔽力のある金色のボールペンでなぞりました。

 

 以上、5月前半に完成した作品をご覧頂きました。

 後半は、記事でも触れたギリシャの民族衣装の線画を進めて完成させるのが第一の目標となります。いい報告ができるよう、頑張ります。

 それでは、また〜(^^)/