こんばんは。
今回は、塗り絵目的で買ってみたものの、「買わなくてもよかったかも…」と感じた画材を取り上げてみたいと思います。
①Seriaの和の色鉛筆(12色セット)
100均で売っていた油性色鉛筆のセットです。瑠璃色やら牡丹色やら、雅やかな色名が気になって買いました。
普通の12色セットからややずれた色合いで、発想は悪くないと思います。
ただ、瑠璃や青磁といった"差し色"が、鮮やかであるものの、甚だしく人工的な色味に映ります。
廉価なメーカー品と同じ画面で併用しても、悪い意味で浮いてしまう印象でした。
動植物や人間の絵柄だと顕著で、模様系なら使えなくもない…と思っています。
②三菱890色鉛筆 あかむらさき
塗り絵を始めて2週間程の頃、仕事帰りの文房具屋でバラ売りの色鉛筆を買い足していました。
この色鉛筆もそのうちの1点です。
芯の色が好みだったので、買いました。
使ってみると、色味は期待通り(*^^*)
塗っている感触は、かなり軟らかいものの、許容範囲。
しかし『塗ると大量に粉が出る』という特徴があり、気がつくと、未着色の部分に点々と赤い粉が散らばっていました。
使い慣れた人ならば、この特徴を活かして味のある作品に仕上げる事も可能かもしれません。
しかし、初心者の風雅が、細かいところの多い塗り絵に用いるにはハードルが高すぎたようです(^^;
※上が三菱890(②)。下がヴァン・ゴッホ(③)。
③ヴァン・ゴッホ色鉛筆 Warm grey deep
画材屋さんで買いました。
色鉛筆関連のコラムを探した時、ヴァン・ゴッホ色鉛筆は、執筆者によって毀誉褒貶が分かれており、どんな物かと試しに1本求めたのです。
使ってみた結果、
・軟らかい
・油断するとすぐに折れる
・均一に塗るのが難しい
といった印象を抱きました。
加減が難しいということでしょうか。
とりわけ細いところが塗りにくいので、「塗り絵には向かないのかも…」と持て余しています(^^;
と、ここまで取り上げた色鉛筆を多用して、マンダラ状の線画を塗り上げました↓。
背景の濃い赤地が②の三菱890、上下左右に伸びる枝が③のヴァン・ゴッホです。青い葉っぱ等に①の色鉛筆も使っています。
そもそもこの配色が「ワタシ、病んでる?」と疑いたくなる程ヘンテコですねー(^^;
これでまとまるマンダラって凄い、と塗りながら実感…。
以上、風雅の残念な画材レポートとなりましたが、いつか誰かの役に立つこともあるかも…と思い、記してみました。
ここまでおつきあい頂き、ありがとうございました。
それでは、おやすみなさい★*☆♪