塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

ノルウェーの民族衣装が完成していました。

 こんばんは〜(^^)/

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 近所の日陰の桜が、まだしぶとく咲いてくれていて嬉しい風雅です。

 

 書こうと思っていてすっかり忘れていたのですが、2月末までの期限で制作していたノルウェーの民族衣装(出典:『大人の塗り絵 ヨーロッパの民族衣装編』)は、無事完成していました!

 報告遅くなってすみませんm(_ _;)m。

 

■完成像

 出来上がりは、下のようになりました☟:

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 主たる画材は油性色鉛筆ですが、キラキラ輝かせたい箇所には顔彩を使っています。

 

(顔周りの拡大画像☟)
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■途中経過

 制作中の画像が少し残っていたので、参考になるか分かりませんが、載せておきます。

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 最後の1枚は完成形です。

 こうして振り返ると、工程を分け切らず、出来そうな所から進めてきたのが明らかになってしまいますね(^o^;。

 

■配色のポイント

 パーツが多い線画なので配色について書き始めると際限がなくなってしまいそうです。

 個人的に、特に印象に残る2箇所について、簡単に触れます:

・背景の地色

・背景中の円形の模様

 

 背景の地色となっている濃い水色のグラデーションは、ポリクロモスの4色で塗りました。
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 画像中の上3本はポリクロモスの145, 152, 110番です。それぞれの色名にphtalo blueという文言が含まれており、綴りからの連想で"プータロー三兄弟"と風雅は呼んでいます。

 この"プータロー三兄弟"に154番を加えて塗りました。

 ノルウェーの風景写真を見た時、空や海の青色が印象的だったので、そのイメージで配色しました。

 

 背景にある円形の模様は、形状から何となく仏像の光背を連想してしまいます^_^;。

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 しかし仏画のようには見せたくなかった為、作品にとって意味のある色を配すことにしました。

 と書けば既にお気づきでしょうが、ノルウェーの国旗色を使っています。
 この線画では、民族衣装のブーナッド以外にノルウェーと関連の深いモチーフが描かれていないので、それを補う狙いもありました。

 

 以上、かけ足気味ですが、ノルウェーの民族衣装完成のご報告でした。

 それでは、また。

 お休みなさい(^^)/