塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

夏の名残りの塗り絵。

 こんばんは(^^)。

 最近、馴染みの書店入り口に塗り絵本が固まって置かれているのを見て、ブーム再燃かと注目している風雅です。

 

 さて、昨日は女郎蜘蛛の塗り絵:「絡新婦」の完成のみ報告させて頂きましたが、本稿では他の完成作品を公開します。

 

 まずは、水彩色鉛筆の作品から。

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出典:pai『ふしぎの国の旅 ぬり絵BOOK』.

画材:水彩色鉛筆、油性ペン(白)。

 ウミガメがいる海中の風景です。

 珊瑚礁の画像を参照しながら塗りました。

 葉書サイズで楽々……と思いきや、個々のモチーフが小さすぎて質感を塗り分けにくいという難点が待ち受けていました💦。

 多種類の珊瑚は色数を使うことで多様性を表そうとしたものですが、思いがけず画面が華やかになる効果もあったようです。

 南国の海は塗るのが楽しいですね〜♫。

 

 ところで最近

「“月イチ○○”と1枚/月のペースで特定のテーマの作品を塗り続けてみたい……」

という衝動に取り憑かれております。

 Instagramでそういう進め方をしている塗り絵師様がいらして、カッコいいなぁ、と思ったのです♡(ӦvӦ。)。

 本格的に何をするかはまだ悩んでおりますが、そもそも1点/月という縛りで続けられるか、検証がてら『月イチ天平文様』を始動させました。

 下の画像は、その第1号。

 “8月の天平文様”です☟:
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出典:『ぬりえ天平文様 うたかた』。

画材:油性色鉛筆、ボールペン。

題名:「金銀亀甲龕(きんぎんきっこうのがん)」。

 亀甲内部の各地色は、ミックス色鉛筆に同色のデュアルカラー色鉛筆を重ねて塗り込みました。

 細かい文様は、複数の色を使って構成しました。

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 地色も文様も複数の色を使うのは現代的なデザインの公式から外れているかもしれません。

 しかし、こうした配色上の冒険が気軽に出来るのが、模様系塗り絵の醍醐味の1つだと思います(^^)。

 

 模様系では更に1点、タイル図案の塗り絵も仕上がりました。

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出典:"Elegant Tile Designs Coloring Book."

画材:油性色鉛筆、サインペン。

 この作品、「チェリーレッドと瓶覗き色の対比を基調にしよう」と塗り始めたものの、もっと暗い赤や紫色の比重が大きくなってしまいました。

 そして何故か非常に天平時代めいた色使いに見えます💦。

 どうしてこうなった…(^o^;?

 

 

 以上、まったり近作をご覧に入れて参りました。

 余談ながら、8月はブログ未掲載の作品も含めて塗り絵の制作点数が21点を数えました。

 帰省を止めて自宅に籠もっていた結果とはいえ、形に残せるものが20点を超えたことは素直に喜んでおきたいと思います♫。

 次回は、8月の密かな意欲作について記します。野生の塗り絵です。

 よかったらまたお付き合い下さい。

それでは、また〜(^^)/