塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

【季節の塗り絵】蓮の花咲く水辺。

 こんにちは~。

 蒸し暑い日々が続く今日この頃、水辺とそこに咲く花が恋しくなりますね。 

 

 季節の塗り絵ならばこの本の出番…という訳で、石村 和代『和の花暦と花もよう ぬり絵ブック』より蓮池のページ:「清夏」を塗っています。

 巻末のインデックスによれば見開きで1枚という構成ですが、諸事情により左右別々の作品となりました。

 左ページのみ完成しています☟:

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画材:油性色鉛筆、ボールペン。

 デュアルカラー色鉛筆とミックス色鉛筆を多用しています。

 季節の塗り絵の常でまずまず気楽に、ほぼベタ塗りで制作♫。画面に多少メリハリをつける意図で、水面は薄く、花や葉などのモチーフは濃く塗りました。

 なお、右ページは現在制作中です。

 

 季節感のない和柄塗り絵も何点か塗りました!

 1点めは東京国立博物館提供の線画です。

 コピー用紙にそのまま塗りました。

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画材:油性色鉛筆、ボールペン。

 ネタ元の遺物が分かりませんが、染付の模様を起こしたものではないかと思われます。

 多色使いで塗ってみました。

 背景はフロッタージュ(こすり出し技法)により、細かな葉っぱの模様を入れています。

 フロッタージュももう少し綺麗に出来るといいな…と思いますが、コピー用紙そのものはフロッタージュに適している印象を受けました。

 なお、線画は東京国立博物館のHPを見ていて気付き、ダウンロードしたものです。

 

 2点めは天平文様です。
 マイブームのデュアルカラー色鉛筆を7色投入し、こちらも多色使いで塗りました。

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 出典は藤野 千代『ぬりえ天平文様 うたかた』。「白地唐花文錦(しろじからはなもんにしき)」という織物の模様です☟:

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画材:油性色鉛筆、ボールペン、サインペン。

「お祝いっぽく見えるように」

と意識しつつ、ある程度の冒険心も加味しながら配色・制作していったところ、ややトロピカルな雰囲気の色合いになりました。

 

 以上、季節の塗り絵及びその他の近作をご紹介しました。

 それでは、また〜(^^)/