おはようございます。
今回は10月下旬の活動報告です(^^)。
なお、10/27付の秋の物欲祭りの記事で公開済の作品は割愛します。
■2022年のハロウィン塗り絵
例年の如くの駆け込みとなりましたが、10/31、どうにか1点完成しました☟:
題名:「ケルト文様(ヨーロッパ)」
出典:『ぬりえBOOK 世界のデザイン帖』 p.35.
画材:油性色鉛筆。
ハロウィンらしいモチーフはなく、ハロウィンカラーで塗っただけとも言えますが……祭りは参加することに意義がある、ということで(*´σー`)エヘヘ。
ハロウィンにはキリスト教化以前の土着ヨーロッパの名残りがある、としばしば聞きます。
ならば、土着ヨーロッパの代表選手たるケルト文化は好相性ではないかと考え、この線画をハロウィンカラーに染めてみました。
制作に際して文様関連の蔵書を捲っていて、偶然にも人気この線画の元ネタかと思われる図像を見つけました。
左右両端の帯の文様は聖マチュの福音書(7世紀)、左下の黒地のブロックはデューロウの福音書(7世紀)によく似た図像があったのです。
マール文庫版のオーギュスト・ラシネ『世界装飾図』(1994年、マール社)50-51ページに出ているので、興味と機会があれば見てみて下さい。
■マンダラ
出典:"125 Mandalas: Adult Coloring Book."
画材:油性色鉛筆。
これといった特徴がないマンダラで、未着手の段階で
「ちょっと気持ち悪い線画だなぁ」
と感じていました。
実は、風雅は存在意義が曖昧な描線が苦手なクチです。抽象画やゼンタングルを観ると背筋を逆撫でされたようで落ち着かなくなります。
そうした動揺を引き摺ってしまったのか、内側から青→薄い黄→青→紅と忙しく色系統を変えてしまいました。彩色によって何とか気持ち悪さを払拭したかったのです。
仕上がって湧き起こる"コレジャナイ"感…。
口惜しいですが、悪足掻きも冒険の一面だと思って前を向くことにします。
■久々のお絵描き
彼氏からの誕生日プレゼントに『モモンガを描いたら有効になります』と条件が付いていたのです。
という訳でモモンガを描いたのですが、今回は黒い画用紙を使ってみました☟:
画材:油性色鉛筆。
進 啓士郎『世界一かわいいエゾモモンガ』(2019年、パイインターナショナル)の扉ページの写真を見ながら描きました。
黒い紙に描くとなると色鉛筆の色の見え方がガラリと変わる為、普段の白地に描く時と全く勝手が違います。
端的に言うと、灰色より白色のほうが目立つ世界(笑)。
白地に描く習慣で培われた"セオリー"が反転し、多少頭が混乱するものの、その分刺激的でした。
10月下旬の活動報告は以上です。
今日から11月となり、また少しだけ新しい気持ちで塗り絵&お絵描きを進めてまいります。
よかったらまたお付き合い下さい。
それでは〜(^^)/