塗り絵をめぐる冒険

いち美術ファンによる、「目指せ、塗り絵上手!」な試行錯誤あれこれ。まったり気ままな塗り絵ブログ。

平安王朝絵巻ぬりえbook

成人の日前後の塗り絵。

おはようございます(^^)。 三連休は美術展巡りに帰省もあってあまり塗り絵ができませんでした。 しかし予告通り人物のいる線画を1点塗り上げることができたので、ご覧に入れたいと思います。 出典は『平安王朝絵巻ぬりえbook』☟。 この本から完成作品が上が…

【制作の記録】都落ちと唐衣〜伊勢物語の燕子花〜 その4(完結)

こんばんは〜、風雅です。 引き続き『平安王朝絵巻ぬりえbook』より「八ツ橋(伊勢物語)」の制作話をお送りします。 本稿では、唯一未着色で残っていた主人公の男性☟を塗っていきます。 彼は、物語本文では『男』と呼び表されていますが、名無しだと紛らわし…

【制作の記録】都落ちと唐衣〜伊勢物語の燕子花〜 その3

こんばんは〜(^o^) 引き続き「八ツ橋(伊勢物語)」(『平安王朝絵巻ぬりえbook』収載)制作話の第3弾をお届けします。 本稿では、燕子花(かきつばた)の葉と花を塗っていこうと思います。 次章ちょっとだけ『伊勢物語』の解釈に踏み込みますが、塗り絵ブログ…

【制作の記録】都落ちと唐衣〜伊勢物語の燕子花〜 その2

こんばんは〜♪ 『平安王朝絵巻ぬりえbook』所収「八ツ橋(伊勢物語)」制作話の第2弾をお届けします。 第1弾では八橋下塗りと水面塗りについて書きました。本稿でも引き続き風景部分の制作を進行していきます。 ■八橋の下の暗がり 水面塗りの直後、橋板の下…

【雑談】6月下旬の塗り絵など。

こんばんは。 6月も今日で終わりということで、月末(6/25以降)の活動を振り返ってみます。■完成作品 中旬の停滞期の名残りであまり華々しい進み具合ではないものの、塗り絵2点が完成しました。 1点は今年初の『海の楽園』です☟ 画材:サインペン、ボールペン…

【制作の記録】都落ちと唐衣〜伊勢物語の燕子花〜 その1

こんばんは〜。 先日来の停滞感は少しずつ和らいできたようです。気合いを要する作品の制作もぼちぼち再開しました。 さて、気合いを込めて何を塗り進めているかといえば、『平安王朝絵巻ぬりえbook』の「八ツ橋(伊勢物語)」です☟ 今回は、序盤の制作の記録…

【雑談】「御簾の内の語らい」が完成していました。

こんばんはー♪ 春の大型連休前半、多数ある塗りかけを挨拶回りのように少しずつ色々進めている風雅です。 昨日は『和の花暦と花もよう ぬり絵ブック』所収の「花色衣」☟に最も長く時間を割いていました。 「ベタ塗りでサクサク進みそう♪」 と思いきや、存外…

【雑談】意欲とスケジュールが合わない日々。

こんばんはー(^^)/ 年初以来『コロリアージュ フラワー パレード』を積極的に進めてきましたが、数日前、 「本格的に飽きてきたかも……(ーー;)」 と感じるに至りました。 ちょうど3割程度攻略し終えたところだったので、"飽き頃"なのかもしれません。 同書に…

塗りかけ卒業キャンペーン余話〜その4

おはようございます。 今日も寒いですね~ 風雅は昨日が仕事納めでした。帰省もしないので、今日からのんびり過ごします♪ 塗りかけ卒業キャンペーンも最終日になりました。進捗はと言えば、手のかかる未完作品群に振り回されております(^^; その1つ、以前の…

塗りかけ卒業キャンペーン余話〜その3

こんばんは(^o^)/ 最近、更新が遅くてすみません 体調を崩したり大掃除に追われたり……はかばかしいとは言えないものの、少しずつ塗り絵を進めている今日この頃です(^^; ■先週の完成作品 前回記事以降の完成作品は下の2点でした: ・『心を整える、花々のマン…

【夏のレビュー企画】『平安王朝絵巻ぬりえbook』

こんばんは♪ このところの気温低下でうっかり風邪を引いてしまった風雅です。皆さまはお元気にお過ごしでしょうか? さて、すっかり季節外れとなった"夏の"レビュー企画、最終回は『平安王朝絵巻ぬりえbook』を取り上げます。 ■基本的なこと 著者:鈴木 淳子 …

【制作の記録】端午の節句、平安時代。 その3:もう一人の装束も悩ましかった…

こんばんは、風雅です。 本日も平安装束の塗り絵メイキングを記していきたいと思います。 画面左側の人物は、左の人物と少し異なった出で立ちをしていました。 外側の衣の襟元がガウン風になっているのといい、袴に模様があるのといい、見慣れません(この装…

【制作の記録】端午の節句、平安時代 その2:布地の表裏を塗り分けてみた。

こんにちは、風雅です。 端午の節句のページについて、本日もメイキングを記していきたいと思います♪ 前回単(ひとえ)と表着(うわぎ)を塗ったあと、はたと手が止まりました。 画中に衣の裏側が見える部分があった為です。 特に単の袖の表側と裏側が隣接してお…

【制作の記録】端午の節句、平安時代。 その1:十二単に手を出してみた。

こんにちは! GWを趣味で満喫している風雅です(^o^) 5/1は久々に美術館のハシゴも敢行。ターナー展と清朝ガラスを堪能してきました。 ターナーは、油彩もさりながら、水彩画が絶品ですね。水彩色鉛筆と苦闘している身としては、脱帽しかありません(笑) ター…