こんにちは(*^▽^)/♪
『ぬりえ天平文様 たまゆら』の完成作品ギャラリー第1弾をお届けします。
■浅紅地花葉文夾纈薄絹(あさべにじかようもんきょうけちのうすぎぬ)
画材:油性色鉛筆。
本作品は地色部分と文様の一部でミックス色鉛筆の試し塗りをしました。
ネタ元の宝物は染織で、赤系の地色に夾纈染めを施した薄絹のようですね。
■白綾帳(しろあやのとばり)
画材:油性色鉛筆、水彩毛筆。
本作品では、主文(真ん中の文様)も副文(四隅の文様)も緻密なパーツの配置によって構成されています。
パーツ1つ1つはさほど端麗ではないものの、塗り終わったら綺麗な模様になっているという面白さがありました。
「天平文様の特徴ってこういうところかな」
と、漠然と感じています。
■紫檀箱(したんのはこ)
画材:油性色鉛筆。
ミックス色鉛筆の色見本を作った際に、裏番組でこの線画を塗りました。
試し塗りの意図に加えて
「幾何学的に整った文様の中であえて色の"ゆらめき"を出すとどんなふうになるのか」
という興味もあったのですが、意外と悪くないと感じました。
※ミックス色鉛筆の色見本は昨秋11/14の記事に載せています。
■夾纈羅幡残欠(きょうけちらのばんざんけつ)
画材:油性色鉛筆。
2019年1月に塗りました。
IRJ36(色辞典36色セレクトセット)の経験を積ませてもらった作品です。
制作過程については下記の記事にまとめてあります。
■銀絵葡萄唐草文白綾(ぎんえぶどうからくさもんしろのあや)
画材:サインペン。
主にプレイカラーKで、ピンク・赤・紫の系統の色を使って塗りました。
■金銅葛形裁文(こんどうのかずらがたさいもん)
画材:顔彩、油性色鉛筆。
『青金色』と銘打たれた顔彩絵の具で大部を着色しました。
随所に散らばる円形は、ネタ元の宝物だと貴石が嵌まっている部分に相当します。本作品でも貴石の色をイメージしながら塗りました。
以上、完成済の6点を列挙してみました。
こうして並べると、天平文様は平安以降の和模様と趣が異なるものの、植物モチーフが多い点は共通していますね〜。
「当時の奈良ってビジュアル的にかなり渋カッコいい都市だったのかも♡」
と妄想してしまいます(*^^*)
それでは、また(^^)/